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カテゴリ:住宅営業
先日、一年位前に引き渡したお客様からクレームがあった。
お客様『月いちさん、ひどいじゃないですか!』 《なんだ!いきなり》 お客様『子供が和室の角でケガをしちゃいましたよ。』 私『えっ?どういうことですか?』 そのお客様のうちにはリビングの一角に和室コーナーがある。 フローリングよりも25センチほど高くなっている。 その和室の角にお子さんが頭をぶつけてたんこぶをつくったという。 お客様『月いちさんが角を丸くしてくれれば、よかったのに。』 そこはお客様が決めたこところだぞ。 たしかに私がアドバイスしなければ、ならないのだが。 とにかくいろいろ言い訳をしたかったが、グッと我慢して謝った。 私『すいません。』 お客様『こんなことになるのなら、家なんか建てるんじゃなかった!』 私『申し訳ありませんでした。』 お客様は怒りを私にぶつけて電話を切った。 なんとも後味の悪いクレームだった。 お客様のいっていることは理不尽に思えたが、自分に置き換えて考えると仕方がないと思った。 私にも10ヶ月になる子供がいる。 その子が最近動き回るのだが、ちょっと目を離した瞬間に床に頭を打ち付けている。 ゴン!! ギャー! 奥さんと大騒ぎになる。 もし角でたんこぶを作ったらその角にあたりたくなる気持ちもよくわかる。 私はこのままだと気分が悪かったので、お客様のうちに電話をした。 私『角に付けるラバーが売っていますから、そちらを付けたほうが安全ですよ。』 お客様は落ち着いたようでこう答えてくれた。 お客様『さっきはすいませんでした。変なこと言っちゃって。』 私『いいんですよ。』 その後お客様と子供の話しをして電話を切った。 《あ~よかった》 一件落着。 いやなクレームだったけどキチンと対応すれば何とかなる。 そしてこの件はこれから家を建てる方へのすばらしいアドバイスに変わる。 クレームは確かにいやなことが多い。 しかしそれが大きなチャンスになる事を気づかされた出来事でした。 『今日の内容はいかがでしたか?もしよろしければお友達に転送ください。』 ★お勧め日記【住宅営業マン日記】 http://plaza.rakuten.co.jp/tuki1/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 8, 2006 10:56:33 PM
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