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素敵なこと、京都から。

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May 24, 2010
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次女が先日、
塾の先生と戦争の事について話し込んだと言うので
「じゃぁ、おおばあちゃんにも話を聞きに行っておいで」
と私の祖母のところへやった。

祖母は戦争未亡人。92歳で健在。
祖父はガタルカナル島で亡くなりました。

祖母の家には、
私より若い祖父の大きな写真があります。

祖母の家から戻った次女は
手帳を預かってきました。
軍隊手帳

私も今回、初めて見るものばかりでした。
70年も昔のもの。

そこには、
祖父から祖母への愛がいっぱい綴られていました。


祖父の手紙
 君も辛抱してね。僕も辛抱します。
 その代り、帰ったら思いきり可愛がってやります。
 そして力いっぱい君を抱きしめて、
 共に楽しき日の来るのを待ちましょう・・

どのページにも、
思いがあふれています。

愛情が研ぎ澄まされた時代。
手紙ひとつにいくつもの手を経て
検閲を通りたどりつく時代。

読み進めるのが痛くて
そして、
今、私たちがマイクを持って歌う中に
出てくる言葉がこんなにも重い。

どんなことも大事で
無駄なものなんて一つもない。
祖母はこの手紙を何度読み返し、
祖父は思いを押しこめるように
字を絞り込んで。

ほんの数十年の変化は
お月さまからみたら、
一瞬でしかないかもしれないけれど
私たちは
この70年の中で
何を失ってきたんだろう。


新しく進化したものは
数えきれないほどある。


そして、
その為に何か大切なものを
引き換えにしてはいないだろうか。


私は確実にこの夫婦の子孫で
このドラマのもっと先に登場する。







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Last updated  May 25, 2010 01:42:05 AM
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