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テーマ:ひとりごと(15010)
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時に神様は
静かな爆弾を落とす。 不意に足をとられて どっちを向いて歩いていたのか 方向を見失う。 立ち尽くして。 記憶を 慌ててめくる。 取り繕っても どこに爆弾が落ちたか 見つからなくて。 綻びからこぼれたものは 手の中から さらさらと流れて 急いでかき集めても 砂に混じってしまう。 もう、嫌になり 諦めようかとも思う。 友人が言った 逃げずにいれば 時が解決することだってあると。 そうだと頷きながら、 でも 逃げることはできないと わかっている。 それなら 向かうしかなくて。 意味のある 戒めだと 悟りながら こぼれた砂の美しさに かき集めることなく 眺めてればいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 30, 2010 01:02:39 AM
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