703626 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

素敵なこと、京都から。

素敵なこと、京都から。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Headline News

Archives

Freepage List

July 27, 2010
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
時に神様は
静かな爆弾を落とす。

不意に足をとられて
どっちを向いて歩いていたのか
方向を見失う。


立ち尽くして。


記憶を
慌ててめくる。

取り繕っても
どこに爆弾が落ちたか
見つからなくて。


綻びからこぼれたものは
手の中から
さらさらと流れて


急いでかき集めても
砂に混じってしまう。


もう、嫌になり
諦めようかとも思う。


友人が言った
逃げずにいれば
時が解決することだってあると。



そうだと頷きながら、
でも
逃げることはできないと
わかっている。


それなら
向かうしかなくて。


意味のある
戒めだと
悟りながら
こぼれた砂の美しさに


かき集めることなく
眺めてればいい。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 30, 2010 01:02:39 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.