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カテゴリ:風景。
雨が降ったので、
ようやく訪れることができた 静かで密やかなカフェで 物語を一章だけ読んだ。 昨日届いた訃報を 纏うようなその話は、 暫くぶりの小説としては、 役割を果たすものだった。 庭の青もみじが ずっと朱くならなければいいな そう思って眺めていたら、 予定通りに雨が降ってきて 今頃濡れているだろう自転車を思う。 今日のお買い物どうしよう。 そんななんでもない悩みが ほのぼの嬉しい日曜日の夕方 それは、 恐ろしく山盛りの仕事があるから 思える嬉しさだと、 励ましながら、 一番嫌なひとときを逃そう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 13, 2021 05:40:35 PM
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