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テーマ:お勧めの本(7386)
カテゴリ:ブラームスの本棚
「主人が体調が悪いと申しておりまして、電話もできない状態です。 今日、病院に行ってきますが、明日も出勤は難しいかと・・・。」 奥さんから郵送されてきた診断書には、『うつ病』の文字が。 「うつ」になる傾向なら、僕の方が人より数倍あると思っていたし、 仕事を始めてもう10年以上経つけど、 それこそ何十回も、 「もう無理だ。」 「できない。やれない。」 「ここらで辞めるしかない。」 と真剣に考えてきた。 それでも、なんとか歯を食いしばって、踏ん張ってきた(髪の毛は少なくなったが。)。 それは妻をはじめ、周りの助けがあったこそである。 にもかかわらず、彼(係長)を「うつ」にまで追い込んだのは、 ひとえに僕の力不足と思いやりのなさによる。 今回の件は、本当に反省している。 その彼が、明日から出勤するという。 温かく迎えてあげたいと思う。 まあ、「明日はわが身」かもしれないが。 標題の本は、漫画だけど、 うつ病になった旦那さん(ツレ)と共に病気と闘った奥さん(作者:細川貂々こと「てんさん」)の闘病記。 とってもユーモラスで、平和で微笑ましいタッチだけど、 「うつ」という病気と正面から向き合っていて、 自由な表現と日常的な視点で 「うつ」という病気について真剣に考えさせてくれる作品。 続編もあり、これも併せて読むべき。 理屈はさておき、面白いですよ。 少し前に、NHKでドラマ化もされました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月12日 23時07分55秒
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