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カテゴリ:人生について
何度も日記で紹介しているみかさんの記事ですが、本当に毎回みかさんの記事を読むたびに、沢山気づきがあります。
みかさんのブログ本当におススメです。 最近何個もあったのですが、まずはいくつか紹介します。 頭とココロは つながってるけど ちがうもの http://ameblo.jp/heartstrings-mika/entry-10782225325.html ココロに寄り添うことはわがまま? http://ameblo.jp/heartstrings-mika/entry-10781778863.html ココロが便秘になってる人 http://ameblo.jp/heartstrings-mika/entry-10775662361.html ココロが便秘の人はどうなるか http://ameblo.jp/heartstrings-mika/entry-10780743343.html この記事を読んで、私が思った(経験した)ことを書いてみます。 大抵腹が立った時って、 「あーもう!何であんなこと言うかなあ!」 とか 「何でそんなことするかなあ!」 というところでムカムカして終わる。 その「言われた言葉」や「された事」を何度も反芻しては、ムカムカムカムカ。 そこで終わっちゃうんだよね。 あーーーむかつく!!!と叫んで、時間が経過して何となく怒りはフェードアウト。 ゆる~くコーチングを学び始めてそろそろ4年になるけど、私も上のパターンで割と終わりがちです。 でも、5回に1回位は、今私は何で腹立ったんだろう?と深く自分の気持ちを見つめられるようになり、少しだけ進歩しました。 怒りの奥にある自分の気持ちに気づけると、何も解決していないのに怒りがスーッと引いて行く経験をこの4年の間に何度もしています。 不思議でしょ? どういうことかと言うと、例えば。 少し前の話ですが、父に仕事の書類のことで怒鳴られました。 その言われ方はこんな感じでした。 「お前はやっつけ仕事だからこういうミスをするんだ!落第だ!落第!!学校の評定なら不可だ不可!自分の頭で考えて仕事をしていないからこういうミスをするんだ!だからお前は脇が甘いんだ!」 更に父はその場から動こうとせず、まだあれこれとPCの画面を見ながらダメ出しをし続けます。 「直したらまた見てもらうからとにかくこの場から出てって!あっち行って!お父さんがそこにいると仕事が出来ない!出てけバカ!」 とこちらもけんか口調で怒鳴り返しました。 父が部屋を出て行ってからも、私は物凄く腹が立って腹が立って、しばらく体が震えるほどの怒りに震えていました。 頭の中は、 「やっつけ仕事って何?落第?自分の頭で考えてない?ふざけんな!こっちは一生懸命ちゃんと考えてやったんだよ!自分なんて何もしないで全部私に押し付けて文句言ってるだけじゃんか!」 そんな思考が、ぐーるぐるぐーるぐる周り続けて、10分位仕事は手に着かずに、イライラムカムカイライラムカムカ。 でも、少し経って落ち着いてから、私は何でこんなに腹が立ったんだろう?と考えてみました。 もちろん言い方が酷いし、いきなり怒鳴られたし、誰が考えても腹が立つのは当たり前なんだけど。笑 まぁこういうのは日常茶飯事なので、次に活かすためにもう少し深く探ってみようと思いました。 まず、今私はどんな気持ちになったのか。 悔しくて悲しかった。 さっき頭の中をぐーるぐる巡っていた思考よりずっとシンプルです。 そっか。私は悔しくて悲しかったんだな。 だから腹が立ったのね。 心の中で自分に対してそう声をかけました。 更に、どうして悔しくて悲しくなったのかな?と問いかけました。 「やっつけ仕事」「自分の頭で考えてない」と言われたのが悔しくて悲しかった。 ミスはミスだから、私が悪いのは分かってるけど、ちゃんと考えながら一生懸命やったことは認めて欲しかった。 という思いに気づきました。 なるほど!(ぽん!) 声に出して思わず手を叩いていました。 この時点で、もう父に対するイライラムカムカはほぼゼロに消えていました。 書類の指摘された部分を修正し、更に何度も見返して他にミスはないか、他に加える必要があるものはないか、を細かく点検し、父に見せるために父のいる部屋に向かいました。 その時に、私は父に穏やかな声で自分の気持ちをこんな風に伝えました。 「書類のミスは本当にすみませんでした。ミスをしたのは私だから、私が悪いのは当然。叱られても仕方が無い。でも、やっつけ仕事とか自分の頭で考えてないと言われたのは、物凄く悲しかった。あれでも私は一生懸命考えて作った。あれが私の実力です。だからダメなのは認めるし、もっともっと緻密に物事を考えて仕事をしなきゃならないのは分かる。だけど、自分の頭で一生懸命考えて作ったということは認めて欲しかった。それを認めて貰えないとやる気が無くなるよ。」 そう言うと父は素直に 「そうか。そうだよな。悪かった。ごめん。言い方が酷かったよな、確かに。」 と謝ってくれました。 いつもだったら、私はイライラムカムカのまま父とずっと怒鳴り合いになり、気分が悪いまま仕事の効率も上がらずに1日を過ごすはめになっていました。 でも、ちょっと自分の気持ちに目を向けた事で、自分の怒りの原因に気づくことが出来て、怒りが消えたことで、父に対してけんか腰に挑まずに済み、きちんと自分の気持ちを伝えることができたことで、父が珍しく謝ってくれました。 人を変えることはできないけど、自分を変える事はできる。 自分を変えられると、それにつられて相手も変わることがある。 そんな典型的な例えではないかな? 腹が立った時、ちょっと立ち止まって、今自分はどんな気持ちか、どうしてそんな気持ちになったのか、を探ってみると、新たな発見があるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月02日 15時01分03秒
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