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2007.01.22
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虚塵のみが熱心に導入しようとしていたアジア枠が目出度く韓国野球委員会(KBO)から断られたそうである。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20070122-00000029-kyodo_sp-spo.html
虚塵が今回の導入は育成レベルの選手を日本へ入団させる趣旨を必死にPRしたようだが、KBO側の国内リーグを盛り上げたいと言う意識を覆すことはできなかったようである(*♪良・く・や・っ・た 良・く・や・っ・た K・B・O!)。

ところでこのアジア枠だが、何故虚塵がこれほど必死になって導入を進め様としていたのかと言えば、ズバリ虚塵以外の他球団にアジアのスーパースターが入団しにくくするのが目的でしょう。
マリーンズから拉致された移籍してきたイ・スンヨプのように、日本でもトップクラスのレベルにある韓国出身の選手が、他球団へ入団するのを防ぐのが目的だったのではないかと推測する。
現在日本の球界は選手の年俸の高騰に頭を悩ませているが、ここへ日本人やアメリカ人よりも安い給料で同レベルの活躍をする選手が来たらどうなるだろうか?
おそらくどの球団もそういう選手を獲得して、少しでも人件費を抑えようとするだろう。
虚塵の狙いはこれを阻止することだったのだと思う。
つまり、他球団がアメリカの選手と比べれば安い給料の韓国や台湾の有望選手を連れて来て、そして彼らが活躍して、ただでさえペナントで勝ち辛くなった虚塵が増々勝てなくなる、そんなことを事前に防止しようとしたのではないかと思う。
現在プロ野球界には韓国や台湾出身の選手が大勢いるが、その中で高年俸と言える選手は先述のイ・スンヨプ(*と言っても、彼の場合は虚塵が常識外れの異常な金額を提示しただけと言う気もするが。)だけである。
後の選手は、私を始めとする一般サラリーマンと比べれば高い給料かもしれないが、プロ野球全体で見たら正直高いとは思えない。
財政面で困っている球団が目を向けるのも当然かもしれない。
ところが、もしも虚塵の謀略通りアジア枠が導入されて、各球団とも1名しかアジア人の選手(*日本人以外のアジア諸国の選手のこと。以下同じ。)が出場できないようになったらどうなるだろうか。
各球団とも、安くて有望なアジアの選手が取る意味がなくなり、戦力アップを図りづらくなるだろう。
アジア枠の発想は金に物を言わせて選手を拉致同然で集めようとする虚塵の政策をアジア全体に広げようとしたのではないかと考える。
それに、虚塵のプラン通りアジア枠の選手1名、その他の外国人枠の選手(*主にアメリカの選手)4名と言う枠組みになった場合、見方を変えればアジア系選手を不当に差別し、アメリカ、ラテンアメリカ系を優遇すると言う制度になっているとも言えるのだ。
日本人と外国人と言う区別は必要かもしれないが、外国人をさらに細分化する必要は無いと私は考える。
第1、何を持ってアジア人、アジア以外の外国人と区別するのだろうか。
他のスポーツからの例になるが、女子プロゴルフのミシェル・ウィー選手は、ご両親は韓国籍だが、ご本人は出生地主義のアメリカで生まれたため米国籍である。
こういう選手がもしも野球でも出現したらどうなるのだろうか?
また、ミシェル・ウィーとは反対に、先祖がアジア以外の出身者で、ご両親はアメリカ国籍だが本人は韓国や台湾に帰化した、なんて言う選手がもし出たらどうなるのだろうか。
こういう問題をまったく考慮しないで、無闇にアジア枠を性急に導入しようとしていたあたり、日本とアジアや世界の野球界のことを視野に入れず、自分達だけのことしか考えない虚塵の浅はかな考えが見え隠れする。
アジアの大物選手に注目し、その活躍の舞台として日本の球界を提供することは悪いことではない。
だが、それは1球団の腹黒い謀略が影にあるものではなく、球界や球団、そして選手やファンにとっても大きなメリットがあるものでなくてはならない。
アジアの有望選手を桧舞台に上げるというのなら、私はむしろ今回の会談でKBO側が提案してきたレンタル制度の方がはるかに優れていると考える。
アジアの若き才能が日本へ武者修行的な意味で日本へ、あるいはアメリカへ来て、数年間活躍する。そして、期間を無事終えて帰国した後は、今度は母国でその勇姿を故郷のファンに見せる。それを彼の祖国だけでなく、日本のファンも見つめる。こんなことも可能なのだ。
つまり、日本の野球をアジアにもっと広め、そしてアジアの野球がもっと日本に知られる。
こうなれば、アジアシリーズもより盛り上がるだろう。
故郷のスーパースターがより活躍できる場を求めて海外へ行ったが、その後2度と母国の球界には戻らず、ファンががっかりする、そんな事態の防止策にもなる。
多くの有望選手がMLBへ流出する事態を防ぐ対抗策にもなりうると思うのだが。
1球団の独裁体制の野球界にうんざりして海外へ旅立っていったスーパースターの穴は、アジアのスーパースターを拉致することで埋めてはならない。
球界空洞化の悲しみのツケは、アジア諸国に回してはならない。





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Last updated  2007.01.23 06:01:04
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