プロ野球史上最高の名勝負・・・ヽ(T▽T)ノ ~グッジョブ『週刊現代』~
・・・に関する記事がありましたヽ(T▽T)ノ♪澤山璃奈のモノクログラビアにつられて「『日本ハムモデル』勝てる組織はこう作る」と言う記事につられて思わず手に取ったこの日発売の『週刊現代』。件の記事も素晴らしいものでしたが、それ以上に素晴らしい記事がヽ( ゜∀゜)ノ!それは・・・「88年日本中が熱狂した 近鉄xロッテ『10・19ダブルヘッダー』を語ろう」と言う記事でしたヽ(T▽T)ノ♪今も瞼を閉じればあの日の光景が、鈴木貴久と中西太がホームベース上で抱きあっって喜ぶシーン。梨田昌孝の2塁ベース上での現役時代最初で最後のガッツポーズ。そして、9分間の猛抗議・・・。今でもあの日のことを思い出すと、あの光景が浮かんできます。恐らく一生忘れられない思い出になるであろうあの試合。それについてあの試合の当事者同士で語り合うという企画でした。その中で特に注目したのはミスターロッテこと有藤通世監督(当時)。先述の「9分間」の猛抗議を行った有藤監督。時間制限のある状況で、あれは大顰蹙の行動でした。私も正直当時、そしてそれからしばらくの間はけっこう嫌な気分が残りました。しかし、「10・19」がこうしてあれから何度も語られるにつれて、あの時の有藤監督は、もう身体が自然にそう反応していた、それが理解できました。あの日の有藤監督は10・19を戦っていた選手の1人、そういう感覚になっていたのだなと思いました。そして、対談記事を見てやはりそう思えました。「時間のことは分かっていたけれども、指揮官としてどうしても引けなかった」そう語る有藤監督。勝負師として長年培われたものが、あの試合のエキサイティングぶりに刺激され、思わず理性よりも本能が上回ってしまったのだなと思いました。「10・19」は近鉄バファローズが悲劇の主人公的な扱われ方をされるため、どうしてもロッテオリオンズ(当時)側のコメントが発せられることが少なく、あの当時のオリオンズサイドの気持ちを知る機会が無かったのですが、有藤監督のあの時の気持ちをこうして聞けたことは、あのドラマの素晴らしさをますます深く知ることが出来た気がしました。あの日は延長10回で終わった「10・19」ですが、あの興奮の延長戦は、いつまでも終わることは無い・・・。