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テーマ:プロ野球全般。(13249)
カテゴリ:「や」-野球の話題
私の名前はぁホ~ムズ。
東京のとある そんな私には 研究対象である萬事に関する事由などを灰色の脳細胞を駆使して結論付けることである。 そんな私のところにはしばしば萬事に関する推理の依頼がどこからとも無く舞い込む。 私は高尚な趣味の時間を割いて、依頼主に応える。 本日の依頼は「横浜ベイスターズと東京ヤクルトスワローズは何故極悪球団・虚塵(きょぢん)に勝てないのか?」と言うことの調査依頼だった。 今年のセ・リーグのペナントレースの結果が実に不愉快な結果になった原因。 それはベイスターズとスワローズが虚塵に多くの貯金を与えたことであるのは間違いない。 私はペナントの結果をもとにさっそく調査に乗り出した。 私は今年のベイスターズやスワローズが虚塵に対して負けた試合のスコアや、ネット上でのファンの書き込みなどを参考にして、その理由を推理してみた。 結論から言おう。 それは、両チームの選手が虚塵と試合をやる時に「勝つ」と言うモチベーションがなくなるということだ。 プロ野球の選手が「勝つ!」と言う執念を見せた試合ではどんな作家も想像もつかない感動のドラマが待っている。 例えば、古くは1979年の近鉄バファローズと広島東洋カープの日本シリーズ第7戦や1988年10月19日のロッテオリオンズと近鉄バファローズが繰り広げた『10・19』。 そして、今年の例で言えば、9月23日の埼玉西武ライオンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合などだ。 負けたくないという執念が見せるドラマの結末、それがいかに感動するものであるのかはこの他にも数多くあるだろう。 ベイスターズやスワローズが虚塵と試合を行う時は、この執念と言うものが微塵も感じられないのだ。 ベイスターズの大矢監督もインタビュー「虚塵と試合をすると本来の力が出せない」と言っていたことがあるが、正にそんな感じなのがテレビのスポーツニュースなどの短い映像からも伺える。 では、どうしてベイスターズやスワローズは虚塵と試合をする時にはヤル気が無くなってしまうのか。 結論から言おう。 それは、おそらく選手の給料査定のベースである勝ち星や点などが、どのチームから上げた場合でも同一の評価であることではないかと言うことだ。 どのチームとの対戦でも1勝は1勝、1点は1点、そう評価するのは当然ではないか、そう仰るのも最もである。 ただし、それはどのチームとの対戦も余計な苦労が無いことが前提である。 虚塵の本拠地球場では、虚塵の攻撃の時に追い風になり、対戦相手の攻撃の時は向かい風になる空調があるというのは昔から言われていることである。 実際、ベイスターズやスワローズに限らず、どのチームでも虚塵の選手が「ドームラン」と呼ばれるホームランを打つと、「何であの当りがあんなところまで飛んで行くんだ…。」そういう表情を浮かべることが何度もあった。 ドームランの噂は、グランドで実際に試合をしている選手には我々ファン以上に肌で感じているのだろう。 こんな反則同然のイカサマが行われていることが、選手のモチベーションを下げている原因の1つだと考える。 そして、もう1つは言わずと知れた「ジャンパイアとジャンパイク」である。 自信満々に見逃したボールがストライクとコールされ、「エ、何故だ!」と言う表情をする虚塵の対戦相手の打者。 それとは逆に、コーナーギリギリへ自信を持って投げた球をボールとコールされ、怪訝な表情を浮かべるとともにがっくりとくる対戦相手の投手。 さらには、たまに見られる虚塵戦の中継では、虚塵の投手が投げてストライクとコールされたところへ相手投手が放るとボールと判定される、そんなことが日常茶飯事である。 こんな打者や投手との対戦とは違う、イカサマへの対応と言う苦労までさせられる虚塵戦。 それが勝ってもこんな苦労などないチームとの対戦と同じ評価ではやってられない、それが選手の気持ちではないだろうか。 苦労して得た勝ち星や1点も苦労無く手にした勝ち星や1点が同じ評価。 それでは苦労の無い勝ちや1点を取りに行くのが自然な心理だろう。 我々サラリーマン、特に営業マンだって、利益の多い取引と利益のほとんど無い取引だったら、当然前者の仕事にやる気を出す。 また受験生だって、特定の科目に配点の高い学校や学部に入学したいと思ったら、その科目に重点を置いて勉強をするだろう。 野球の選手だって同じことである。 どんなに頑張って良い試合をしても、途中から審判や空調と言うアシストが加わって苦戦する。 そんなことが分かっていればヤル気も起こらないだろう。 それこそ10月9日の虚塵vsベイスターズの最終戦のように、序盤で大量リードとでもならない限り、勝とうという気が起こらないのであろう。 ベイスターズやスワローズの球団関係者に言いたい。 もしも、今現在勝ち星や点をどのチームから上げても同じ数値で評価しているのならそれを改めて欲しい、と。 例えば、虚塵戦で上げた1勝は1.5勝。 それがイカサマからくり屋敷なら2勝の評価。 打点についても同様に1.5倍~2倍に換算する、そういう風に査定してみたらどうだろうか。 選手のヤル気がかなり変わる気がする。 「虚塵に勝つと親会社の製品が売れなくなる…。」 「虚塵に勝つと虚塵ファンが親会社の中継試合を見なくなる…。」 そんなことを球団経営陣は言うかもしれない。 しかし、自らが経営してるチームが虚塵のイカサマ攻撃など物ともしない球団となり、それこそ虚塵をコテンパンに叩きのめすのがあたりまえ、そんな風になれば逆にその強さに憧れてチームを好きになり、ファンが増えるかもしれない。 そうなればその球団の親会社の商品を買ったり、あるいは虚塵ファンは見なくても虚塵に対して無敵の強さを持つようになって増えたファンが中継を見てくれるようになってくれて、却って中継視聴率が上がるかもしれない。 そして、球団を通じて親近感を持った親会社の野球中継以外の番組も何も言わなくても見る様になってくれるかもしれない。 虚塵に対して「勝つ」と言う気力を起こさせ、チームが強くなって損することなど何も無い。 むしろプラスの作用の方が多いのではないかと推理する。 第一、自分達が経営するチームが弱くなって、どのくらい親会社の業績が上がったというのだろうか。 虚塵に勝つことを遠慮するようなことを言う経営者は、具体的に数値を上げて述べて欲しい。 去年の5位と6位が1位と2位になったりして、全体的に盛り上がったパ・リーグに対して、結局順位が若干変わっただけで、1~3位と4~6位の組み合わせは一緒だったためか今ひとつ盛り上がりに欠けたセ・リーグ。 虚塵に対してやる気を起こし、虚塵戦での星が偏りを無くすための手段を各球団とも講じて欲しい。 やる気の無い試合を見せられ、そしてファンが減って行くこと、これが虚塵に対して星が偏ることの最大の弊害である。 パ・リーグ、独立リーグ、メジャー・リーグ。 虚塵に対して遠慮などしないで、思い切りプロの野球を見せてくれるリーグは何ぼでもある。 そういう方向へファンが流れ、気がついたら虚塵とタイガースとドラゴンズとカープのファンしかセ・リーグにはいなかった、そうなってからでは遅い。 私の推理が的中しているのかどうかは不明だが極悪球団・、虚塵に遠慮しているチームを抱えているリーグに明るい未来は無いことは明白だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.14 18:40:14
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