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カテゴリ:「ぐ」-グローバル(広範囲)な話題
2月27日の日記にも書きましたフィリピン人親子の問題。
結局東京入国管理局の「非人道的な決定」にたいしてこの親子は従うことにしたそうですね…。 フィリピン一家 中1長女残し両親は帰国へ 3月13日21時16分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090313-00000029-maip-soci 日本で生まれ育った娘さんをたった1人で残して父親と母親はフィリピンへ「(非人道的に)帰国させられる」道をとる結論をしたそうですね。 この結論を出すには相当な苦渋な思いがあったことでしょう。 でも、親子が別れ別れで暮らす苦悩や苦労よりも、娘がこれまで日本で築き上げてきたものや友人などとの絆を断ち切ってしまう苦痛の方が娘にとって辛い、そう判断してこの辛い結論を出したのでしょうね…。 まずは苦渋の結論を出したフィリピン人のご両親に天晴れ!と言いたいですね。 家族の幸せよりも娘の幸せ。 本当に自分の子供のことをよく考えているご立派なご両親だと思います。 フィリピンへ「強制的に戻らされても」故国に仕事が無く、再び日本の地を踏める可能性が無いに等しい現状ですが、何とか諦めることなく、1日も早く今度は「東京入"酷"管理局」だろうと誰だろうと引き裂くことのできない状況で暮らせる日が来るよう頑張ってください。 そして、そうなれるよう祈念させていただきます。 娘さんも4月13日以降は1人で辛い生活になりますが、いつか日本で親子3人が暮らせる日が必ず来ることを信じて頑張ってください。 こんな周囲で見ているだけでも辛い結論を出し、それでも必死で生きていこうとする素晴しい家族を見た後で、支持率1割台の記録更新中の麻生内閣の重鎮・森英介法務大臣の発言を聞くと、なんとも腹が立って腹が立ってしょうがないですねヽ(`д´)ノ! どうみたって非人道的な決定を充分に人権に配慮したなどとテレビのインタビュー等で答えたあげく、紹介した記事にもありますが「安定した生活を送ることを期待している」などとおためごかしをほざくとはねヽ(`д´)ノ! 確かに不法入国自体は決して許されることはできない。 しかし、10数年間も真面目に暮らしてきて、なおかつその間住民税や所得税もしっかり納めてきた、そんな実績を何故認めてあげることができないのか。 「税金は貰うけど、保護されるべき時は知らん顔します。」森英介法相はそう言ったも同然である。 2月27日の日記にも書いたが、もしも森法相の家族や親戚に13歳の女の子がいるのなら、都会で親族が援助を一切行わずに生活ができるのかやらせてみろ、そう言いたいです。 このフィリピン人親子の娘さんが来月の始業式まで一緒に暮らせるように配慮したことをこの法相はエラソーに自慢しているが、それなら何故「この娘さんが中学校を卒業するまで」とか、「娘さんが就職して1人で暮らせるほどの収入が得られるまで」両親を強制的に帰国させることを延期させないのか。 森ァほう務大臣は何も考えていない。 結局「非人道的な結論におためごかしを上塗りした」ことを自慢しているだけに過ぎない。 非人道的な結論を支持したあげく、それを自慢する森法務大臣。 この男の良心は一体どうなっているのだろうか。 娘の幸せだけをひたすら考えた素晴しい両親の行動の後で、最低な法務大臣の最低な良心を見た。 最低な法務大臣は一刻も早い辞任を! 最高の両親には一刻も早く幸せが訪れますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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