あやしぐえBlog(つれづれ草Blog２)

シーズンの動きがあるようですね…。
・・・その内容とは、2012年セ・リーグ優勝＆プレーオフ制覇チーム(希望)の広島東洋カープの４番らしい４番にやっと成長してくれた栗原健太がＦＡして移籍する可能性があるとか。。。
しかも、その移籍先が2012年パ・リーグ優勝＆プレーオフ制覇チーム(になるにはァ星野仙一の解雇が不可欠)の東北楽天ゴールデンイーグルスとは！
いやいや、応援しているチーム間でのＦＡ移籍。
正直カープもイーグルスも応援している人間としては、複雑です。
しかも、今年のイーグルスは、ァ星野仙一が大金をドブに捨てたような大型補"狂"のおかげで、来シーズンはチョッと大型補強はやり辛い状況です。
ァ星野仙一以前は、入っていた選手がコツコツと努力して、レベルアップを図り、そしてそれを勝利に結びつけるようなチーム作りをしてきたイーグルス。
大型選手の補強で、その努力を一瞬にして否定する、そんなやり方をまたされるのか、そんな気がしてしまうンですよね・・・。
いや、勿論私は栗原と言う選手が好きです。
しかも、彼は東北(山形)出身で、おそらくイーグルスへ行きたいと言うのは、故郷で野球をやりたい、そういう純粋な気持ちからだと思うからです。
そして、ご存知の通り、今年の東北は山形はまったくと言って良いほど無事でしたが、みちのくの方はああいうことになってしまい、同地方の出身の栗原としてはいてもたってもいられない気持ちが強かったでしょう。
こういう気持ちを考えると、それを無碍にするわけにもいかないンですよね。。。
栗原の気持ちは叶えて上げたい。
しかし、後述の３つの懸念を考えると、それは非常に複雑です。
１つは見返りのこと。
ご存知ＦＡ移籍で選手を獲得した場合には、元いたチームに補償をしなくてはいけません。
お金はァ星野仙一のムダ補強によって財政が逼迫しているイーグルス。
できれば人的補償と言うのが本音でしょうが、それでは一体それは誰？
大胆なことを書かせてもらえば、おそらく、ァ星野仙一と相性の悪い選手だと思いますね。
鉄平、草野大輔あたりは正直ァ星野が半ば見せしめでプロテクト枠の28名から外し、カープに選ばせやすくする可能性があります。。。
この嫌な予感が当たってしまった場合、ますます選手のチームワークが崩壊するでしょうね・・・。
そして２つ目は、栗原が頑張って、そして来年プレーオフに進出した場合、その功績をァ星野仙一が１人締めしてしまう可能性があることです。
来期イーグルスがＡクラスに入ったら、ァ星野はますます付け上がるでしょうし、その結果、ますますチームの人望は熱いけど、ァ星野とは相性が悪い、そんな選手の追い出しを諮り、ますますチームが分解してしまう可能性があります。
栗原が入っていたことで、チームが不協和音を奏でるようになったら、彼だって一体何の為に移籍したのか分からないでしょうし、頑張るという気持ち以上に「がっかり」と言う気持ちが強くなりそうな気がします。。。
そして３つ目は、ますますカープファンが悲しむということです。
ＦＡ制度以降、捕られるばかりで、１度もその恩恵に肖っていないカープ。
せっかく成長してきた生え抜きの主力選手が、さあこれからと言う時期に他所へ行ってしまう、その度に辛い思いをしてきたカープファン。
その悲しい歴史が繰り返されることが非常に残念です。
そして、その負の１ページにイーグルスが加担することが非常に辛いです。
栗原には来て欲しい、本人もそれを望んでいるし、叶えて上げたい。
でも、それに伴ういろいろなことを考えると、非常に辛いです。
できることなら、ァ星野仙一が解雇され、その後栗原が移籍してくる、そんな展開になってくれないかなと思います。
これなら、来年安心して栗原が活躍して優勝するイーグルスを見られますから。
そして、人的補償でも、いかにもァ星野独裁政治の見せしめ的なことは行われないでしょうし。
でも、それでもカープへの後ろめたさはチョッとのこりますけどね・・・。
私の願いは叶うかどうか分かりません。
ただ、栗原には後悔しない進路を選んで欲しいと思います。
そして、決めたからには無我夢中になってその道を進んでいって欲しいと思います。
栗原が同じ赤のユニフォームを広島で着るのか、仙台で着るのかは分からないけれど、来年の日本シリーズが広島と仙台で行われることを切に願います。