カテゴリ:国内外問題
以下、BBCニュースWEBより
ウクライナのデニス・シュミハリ首相は18日、ロシアの度重なるミサイル攻撃により、ウクライナのエネルギー系統の半分近くが稼働していない状況だと述べた。 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領も先に、1000万人が停電に見舞われていると明らかにしていた。 ウクライナではこのところ、気温がマイナスを記録するようになり、首都キーウではこの日、初雪が観測された。 キーウへの電力供給が「完全に停止」する可能性もあるとの指摘もある中、エンジニアが電力の復旧を急いでいる。 シュミハリ首相はこの日の記者会見で、「残念ながら、ロシアはウクライナの民間および重要インフラへのミサイル攻撃を続けている。エネルギーシステムのほぼ半分が使用不能になっている」と述べた。 (以下略) ロシア側の攻撃はインフラに的を絞っているようだ。 人的被害を少なくして、いかに早く戦争を終結させるかを考えているかのようだ。 しかし、電気がなければ現代人は生活ができない。 国民のためにも早期に戦争を終結させていただきたいものだ。 それはトップの決断一つだ。 先日のポーランドへのミサイル着弾も、ウクライナはいち早くロシアの攻撃と発言した。 ロシア側はいち早くロシアの攻撃対象に入っていないことを発表した。 ポーランドもアメリカも、ウクライナの迎撃ミサイルによるものの可能性を示唆している。 現地調査を行っているようだが、本来なら一方の当事国のみ調査団に入っているのはおかしいだろう。 もしロシアの攻撃なら、ポーランドはNATOに加盟しているので、NATO対ロシアの戦争に発展してしまう。 それは第3次世界大戦の幕開け以外の何ものでもなくなるだろう。 それはどこの国も最も避けたい選択だろう。 ゼレンスキー氏はポーランドに謝罪をすべきだろう。 戦争の発端も、ウクライナによるウクライナ東部のロシア系住民の迫害にあったということは忘れてはならないだろう。 ゼレンスキー氏はそれまでに交わしていた合意を守ってこなかったのだ。 日本のマスコミでは、ウクライナがロシアから領土を奪還していることが大きく報じられるが、実際には面積的にはわずかだ。 アメリカも、下院が共和党多数派になったので、これまでのように莫大な金をウクライナに投入することはできないだろう。 ヨーロッパの国々も、ロシアのガスも十分には入らず、物価も上がり、ウクライナへの武器の供給は続き、疲弊し始めている。 表向きは言えないが、早期の戦争終結を願っているのではないだろうか。 ゼレンスキー氏がクリミア及び東部南部をすべて取り戻すまで和平に応じないというなら、ロシアだけでなく、欧米諸国も疲弊してくるだろう。 そして、そのときこそ、台湾併合のチャンス、と狙っている国もあることだろう。 そのときには、台湾だけではなく尖閣もだ。 さらにはそれだけではすまなくなるだろう。 アメリカは、ロシア、中国、北朝鮮3カ国と同時に戦争するようなことになれば、かなり厳しい戦いになるだろう。 アメリカは、取るべき戦略を間違えているのではないか。 トランプ前大統領時代は、世界各地の紛争が収まる方向だった。 バイデン大統領になって、ミャンマー、アフガンをはじめとして世界の紛争が再燃し、ロシア、中国、北朝鮮、イランという国々の勢力結集を進めているかのようだ。 ウクライナ国民を守る意味でも、欧米諸国の衰退を防ぐ意味でも、日本付近に危機が来るのを防ぐ意味でも、早期の戦争終結を目指していただきたい。 その間にも、日本は防衛に対する考え方をしっかり定めなくてはいけないだろう。 日本は変わるべき時が来ている。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.19 21:45:08
コメント(0) | コメントを書く
[国内外問題] カテゴリの最新記事
|
|