この時期、鮎・渓・竹竿のメンテナンス
鮎シーズンを迎えると定番の竿点検 毎年訪れる鮎シーズンに成ると長く保存して有る「鮎竹竿&渓流竹竿」の点検を 行っています、竹竿は古い時代物で放置して置くと竿に害虫が入ったり色褪せる 事から、毎年手入れして保管しています、古い竹竿で重くて今は使用してません この鮎竹竿は「伊勢竿」と言って古くから手作り竿を伊勢地区で作られた物を伊勢 の親戚に当るお爺さんが他界され私に回って来た竿です、40年程前でした。 竹鮎竿「伊勢竿」 竹竿内部に害虫等が入って無いか確認して布に(ガソリン)を染み込ませた布を 内部に通し殺虫剤の役目と油を染み込ませて竹の乾燥を防ぎます、竹割れナシ。 竿全長は「4間半=8、5m約」で一本づつ差し込んで繋ぎ合わせる仕組みと成り 仕舞寸法は3本に分かれています、重量は計った事は有りませんが今で言うこと 胴調子です、あまり重いので「竿立て」も付いて居ます。郡上竿とは違います。 宮川や櫛田川で使ったと聞いてます。私も長良川で2度程使いましたが、重くて 釣りに成りませんでした骨董品ですね、以前Upした事が有ります。 他に「渓流竹竿」も有ります、同時にメンテナンスして置きました、この渓流竹竿 も縁が有り若き日に購入した物で「三河竿」です 渓流竹竿「三河竿」 若き日に上矢作川の支流え釣行した際に各支流え移動をしながら源流まで進み 途中で餌箱を紛失してしまって川虫を捕りながらの釣りでした、納竿して帰路中 古びた(釣り具屋=雑貨店)に立ち寄ると、お婆さんが一人暮らしで店を切り盛り してました、訳を話すと餌箱は無く、他界したお爺さんの物が有るのでと提供して 頂き、話込んで居ると、竿も使わないので、この竿を出してくれ買う事と成りました 自宅に帰り良く見ると「作者名の入った竿」で調べて貴重品と分かりました。 竿元とハカマに名前入り 此方も全長が「3間=5,4m約」とハカマ「2間半」の刺し込み式の渓流竹竿です 現代の竿と比べと重いですが感度は良く数年愛用した時代もありましたが竿先を 折ってしまい、その後は竹で竿先を作りそのままお蔵入りと成りました 同様に竿内部を確認して油を塗ってメンテナンスして置きました。 価値は分りませんが、私の宝として保管してあります。思い出の一品です。 さて梅雨に入りましたが空梅雨のスタートと成り河川の渇水には焼石に水で 鮎釣りも厳しいですね、と言っても先程釣友から「付知川」え誘いの電話が入り 釣行する事と成りました、明日は坊主覚悟でお付き合いして来ます 長良川中央の様子見の予定でしたが、誘いには弱いね~、のんびりして来ます。 皆様のご協力お願い申し上げます。 ↓ ↓