腹部満腹なイワナ君
前回釣行した際に釣り上げた「腹部満腹なイワナ君」が何を食べていたか?ここで神秘的な謎を持つ「岩魚」について言える事は何故「幻の岩魚」と言われたのだろう----「岩魚」の生存する場所は渓谷の奥地で過酷な環境のもとに生活し下流の暖かい餌も豊富な場所と逆に急流のしかも危険を伴う場所にしか岩魚は生きられないのか、それは----氷河期時代以来から水温の低い河川にしか生存出来ない宿命から帰る故郷を失い狭い渓谷に取り残され数えきれない程の年月を生き伸びたのだ、それゆえ生存競争は激しく生命力の強さ他の漁種より強いものが有る。現代は交通手段が発達し岩魚の生存する場所には簡単に出向く事が出来るがその昔は生存する場所までは限られた人しが出向く事が出来なく沢に沿って峠越えし渓谷の奥地えと山男か変わり者しか行けなかった、それゆえ岩魚の存在は「幻の岩魚」として言い伝えられたのだ、近代の渓谷には純然たる天然岩魚はごく限られた地域しか存在しないと言われそれは後輩たる人間の欲望から養殖岩魚の放流により北海道をはじめ本土に放流され漁種も入り混じりその種類は数知れない程生存しているからで代表的には(オシヨロコマ・ミヤベイワナ・エゾイワナ・ニツコウイワナ・ヤマトイワナ・等)は周知の通りだが多く議論も有り日本漁種学会でも分類出来ないのが現実で何種類の岩魚が居るか結論は出ない。だが、現在も依然として天然岩魚の存在する河川も有りこれら渓谷の岩魚は強い「縄張り意識」を持ち過酷な環境に生存していて生命力は強く成魚と違い獰猛性は釣師の心を誘い渓谷えと誘い出すのである、堰堤下での岩魚達は仲間意識が有り数匹の魚影は見えるが小形に止まりやがて単独化し出て行く、激流に位置する岩魚は単独魚が多く場所確保の意識が強く大形が居る、そんな過酷な場所に激流に流されまいと必死に防衛するには主たる存在に成る事で縄張りを張り餌の確保が容易に出来る場所となっている小形では環境に伴わないからだ。さて---本来の「腹部満腹なイワナ君」だが(答え)は---- (砂を飲んでいる。) 手前岩影大物が大物が手前岩影で魚信が有り根掛かり状態の感触で岩魚は浮上してこなく、ひたすら浮上を待ち、竿先m(チョウチン仕掛け2,5m~0,4号通し)で無理は禁物、数分後浮上し白泡立つ激流に頭が見え其のまま下流えと流されると思いしや、幸い岩魚は反転し岩影に再び潜った後に手前残雪下に浮上し糸を張ったまま下流から川に入り(水深腰辺り)一瞬の手掴み(釣り上げる事は出来ない)でそのまま残雪に押し込んで取り上げた。写真のポイントは川幅は狭く急流となり岩下が逆流となり餌の貯まり場所と成っている、こんな厳しい条件に縄張りを持つ岩魚は自身急流に流され無い為に対処として重量を重くするために内臓に砂を貯めて場所の維持を取ってたる。自宅に帰り内臓を確認すると以前にも確認した事の有る小砂が2段に成った胃袋の先部全体が小砂で満腹だった、こんな厳しい条件では餌で満腹する事は出来ず場所を維持する事が先決で少ない餌を確保している。岩魚釣りは魚影を確認すれば釣れるのは餌が豊富な河川でも食い貯めし、また少ない餌の時は確実に食むことで容易に釣り上げる事が出来るのが岩魚釣りで裏返せは如何に岩魚が獰猛かが伺える。 回答の正解者は「茶鱒さん 」1名でした。---有り難う御座いました。 後日ご連絡先を教えて頂ければ幸いです---記念品を贈らせて頂きます。 今夜も岩魚塩焼き 岩魚の油は栄養が有り「精力剤」とも言われ---こまっちゃうな~(笑)(涙) !!幻の岩魚求め渓谷に立ち激流に獰猛魚と格闘の末射止めし心幸!! 下のバナーをクリックしてくださると、嬉しいです。 ↓↓↓ ↓↓↓ ← 人気ランキング