全日本選抜 決勝戦結果
7伏見-3慎太郎-1村上兄
浅井、平原、村上、山崎で周回。
誰も動かず、鐘前から山崎が一気の仕掛け。
浅井は飛び付かず、福島ライン4車が出切り、
中団はインに浅井、アウトに平原。
村上は何と最後方。
平原が捲るも3番手横までで一杯。
その上を村上が渾身の単騎捲りを仕掛けるが、併せて伏見が番手捲り。
そのまま、伏見-慎太郎でワンツー。
インに包まれた浅井も抜け出して踏むが、捲り粘った村上が3着。
何とも単調なレースになってしまいました。
山崎は迷いの無い仕掛けで、今日は引き出し役で話が付いてたようでした。
浅井が飛び付かず、ラインで出切った時点で勝負あり。
今回の平原の出来ではこんなもんでしょうし、
浅井もインに包まれ、脚を余らせて終わってしまいました。
別線唯一の見せ場は、単騎捲りで惜しいところまで迫った村上。
展開に読み違えがあったのか、まさかの最後方に置かれましたが、
どんなレースでも必ず見せ場を作る辺りはさすがです。
捨て身で肚を決めた時の山崎。
前を庇う必要が無く、勝つ事のみを考えた競走の時の伏見。
この条件で、この二人が連係するとどうにもなりません。
賛否両論あるでしょうが、G1の決勝でこんなレースでは、
また競輪から離れてしまうファンも多いのではと、
余計な心配もしたくなってしまいます。