オールスター 決勝戦結果
4浅井-7ヤマコウ-3友和
浅井、深谷、長塚、友和で周回。
青板で友和が早くも動いて前を抑え、
隊形が、友和、浅井、深谷、長塚となる。
赤板で友和が誘導を切ってペースを上げると、
長塚は深谷の内を掬って位置を取りに行く。
8番手に下げさせられた深谷は、鐘前2角から一気に仕掛けると、
追走の山内はやや離れ、長塚も更に内を突いて伏見を一発で退かす。
鐘過ぎで友和が車を外に振って深谷を牽制。
深谷に離れた山内が、北コンビの内に潜り込んで友和を外に弾く。
更にその内に長塚。
友和も体勢を立て直して再度踏み込むが、
これだけ前団が縺れれば、仕掛け所を窺っていた浅井の出番。
最終ホームで仕掛けると、最終1角で大きく縺れて4名落車。
生き残ったのは、落車を避けて捲り切った浅井-ヤマコウに、
友和、合志が続いて、大きく離れた後方に深谷。
この時点で、浅井とヤマコウの逃げ差し争いに絞られ、
詰め寄るヤマコウを、浅井が末脚良く粘り切って今年2個目のG1V。
3着は、道中脚を使うもしぶとく友和が粘り込む。
非常に激しいレースになりましたが、
大レースでは、間違い無く今のところの今年最悪の糞レースです。
何から書いて良いものか・・・。
中部別線でガチ勝負になったのは、こちらの読み違えですし、
本来、競輪はこうあるべきなので、これは否定はしません。
レースを壊すだけで、ダービーに続いての決勝戦失格に終わった長塚に、
飛び付きかと思いきや、鐘過ぎ辺りの踏み方を見ていると、
深谷を潰すだけのレースになった友和。
深谷も、何度も別線にこんなレースをされているはずなのに、
バタバタとした競走で、今日はまるで冷静さを欠いていました。
唯一、終始落ち着いていたのは浅井だけで、
勝つべくして勝ったレースだったと言えると思います。
俺は、レース内容と車券の当たりハズレは別物だと思っているので、
例え車券が当たっても、糞レースならとことん扱き下ろしますし、
ハズレても良いレースだったと思うなら賞賛します。
常々言っている、ハズレてもファンが納得出来るレース。
最近は、本当にこんなレースが少なくなっていて、心底ウンザリします。
今日のレースに限って言えば、
「しばらく競輪はいいや」、どころか、
「もう二度と競輪なんか見るか」レベルの、酷いレースだったと思います。
俺以外にも、こんな感想を持った人は少なくないはずです。
誰が勝ったとか以前に、
特に注目度の高いG1の決勝戦でこんなレースを演出してしまった選手、
全員に責任があると思います。
今回の決勝戦を走った選手だけではなく、
全ての選手に対して、もっと意識改革をして貰わないと、
今後もどんどんファン離れは進む一方でしょう。
ファンあっての競輪。
この基本事項をもう一度改め直して貰いたいです。