一宮記念 決勝戦結果
2長塚-1浅井-4山内
祐大、浅井、松岡、池田で周回。
赤板で池田が上がり、松岡がこのラインを追う。
祐大はすんなり引いて、池田が先行態勢に入るかと言うところで、
松岡が強引に叩いて行き、池田も当然出さすわけには行かず。
池田が突っ張り切り、松岡は結局中団に下げる。
ややバラけた一本棒の展開。
松岡は余計に脚を使った分、仕掛けられず。
最終2角過ぎから浅井が捲り、ほぼ同時に岡田も番手捲り。
浅井のスピード良く、止められないと見た長塚は縦に踏む。
祐大の仕掛けは遅く、早くから出た岡田も持たない。
長塚と浅井の踏み合いは、長塚に軍配。
池田がすんなり先行の展開かと思いましたが、
松岡が強引に叩いて来たのが誤算だったか、
想定していたより早くから踏むハメになったであろう池田と、
そのせいで、岡田の番手捲りのタイミングも早まってしまい、
長塚は、仕事するつもりはあったと思いますが、
頭を獲る競走に切り替えた感じになりました。
まぁ、この辺は展開のアヤなんで、
臨機応変な走りが出来た長塚はさすがだったと思います。
何はともあれ、これでまた浅井との差は開き、
GPへ一歩前進と言ったところです。
浅井は、全力で勝つ競走に徹しましたが、
関東の連係力の前に一歩及ばず。
祐大は、前受けの瞬間に8番手が見えたので、
こうなる予感はありましたが、いつもの負けパターン。
松岡は、すんなり中団を取れる流れに逆らわず、
脚を溜めて一発狙っていたらどうだったかってところですが、
力的にも厳しかったかと思います。
やはり、競輪はラインの総合力と言うか、
自分のするべき役割をしっかりとこなしたラインは強いです。