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1、スラッシュ・リーディングとは
中学時代、英文を日本語に置き換えるときは、主語を訳したら後は後ろから訳しな さいと習いました。いわゆる返り読みです。 例えば、 I know that boy sleeping over there. は 「私はあそこで眠っているあの少年を知っています。」となります。 英語を丁寧に日本語に訳すことができるので、中学時代のペーパーテストには役立 ちます。ところが、このやり方では英会話をするときや、リスニング、リーディング の能力に限界が来ます。 返り読みをしていると、リーディングのスピードが上がらない、リスニングで英語 が聞き取れないなどの弊害が生じてしまうのです。 普通、文は並び順、話し言葉の場合は聞いた順に頭に入ってくるもので、返り読み のように、文の初めを読んだら終わりに行って読んだりするのは時間がかかるし、話 し言葉の場合は終の言葉を待ってから頭の中で日本語に置き換えていたんでは途中の 言葉を忘れてしまいます。 したがって、英文は並び順、聞いた順に意味のまとまり毎に日本語に置き換える、 スラッシュリーディングをしないと読めるようにはなりませんし、聴き取れもしませ ん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.01 16:50:19
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