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ビジネスって本当に人間関係ですよね。もっというと自分自身の心の反映なんだな、とつくづく思うことがありました。
Aさんは、私とはビジネス感覚がぜんぜん違うなと思っていました。ものすごく大きな企業相手にどんどん案件を取ってくる方で、すごいのですが私がやっているようなセラピーとかそういうものには、ほとんど興味がありません。 そこが最初不安で、不満だったのですね。一緒に組める相手ではないな、と。 しかし、そう思っていた時、ふたつの声がしたのです。ひとつめは、 「その人は、ビジネスを大きくしてくれるためにいるんだよ」 この言葉は、昔メンターがわたしに言ってくれた言葉です。理念やビジョンは確かに大事だ、でも、こだわり過ぎるとビジネスは大きくならないよ。ビジネスを大きくする、という役割の人がいるんだよ、そういう人とどううまく付き合うかが、結局じゅんじゅんの理想を実現することにもつながるんだよ、ということ。ふとこの言葉が浮かんだのですね。 もうひとつは、「龍馬だってそうしたんだよ」という声。 これは私の記憶であいまいかもしれません。確か坂本龍馬は、新しい国を作るという理念に燃えた人だったのですが、でも現実的に人と組んでいったという点をなぜか思い出したのです。 この間までNHKで「龍馬伝」がやっていましたね。あの主人公の岩崎弥太郎は、龍馬の言う「新しい国作り」など全く興味がないのですね。 でも、確か司馬遼太郎の本の中にこんな一文が出てきます。 「弥太郎。お前は金儲けだけをどんどんやればいい。それでいい」と。で、龍馬はそんな弥太郎から金を借りたり、弥太郎を通じて土佐の重役・後藤象二郎という手を組み、結局、後藤象二郎に「大政奉還」の文書を幕府に提出させたのですね。 理念は大事だ。でも、人って役割があるよな。ようは自分自身の心の持ち方なんだよな。と思ったのでした。 今Aさんは、私ができかなった規模の企業に対してがんがんつながりをつけてくれています。 「自分自身を解放する喜び、そして人とつながる喜びを伝える」 結果的にこの私の思いは伝わっていくのではないかな、と感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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