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カテゴリ:HUMLA 2010 Spring
吉祥紐(ベルベウ)
終わりのない永遠の愛と調和、広大無辺、 西蔵仏教の慈悲の無限さの教えを表わす 吉祥模様の印、チベット及びチベット文化 圏のあらゆるところで目にする縁起物、 法螺・法輪・宝傘・白い蓋・蓮華・宝瓶・ 金魚・吉祥紐(盤長)を(八宝)(八吉祥) のひとつであり、チベット語でいうタシ・ タゲで、高僧を寺に招くときに路に描く、 またロサール(チベットのお正月の飾り つけなどに用いる。 D大チャンラ登山隊S山の写真から Chang La 6563m N30 18 11 E82 07 44 南西壁と西稜上のスノープラトー、 この雪田に南から入るガリーを登攀ルートに考えていたが、積雪なく岩と氷が 彼らを阻んだ。 ベースキャンプから観ると左にチャンラ主峰6563mは昨秋D大山岳部現役だけで、 北西稜から登られた。長い稜線凹部分からチャンラ南西峰6130mが見え、これは 1998年の晩秋にOACによって正面尾根から登られた。 チャン・ラ(峠)5325mのチベット側はツァンポ(タムチョック・カンバブ)ブラフマプトラの源流、チェマユンドゥン・チューがラプキェ湖からジェマユンドン・カンリへ本流は流れて、支流がタムルン・ツォ(馬泉口)が真下に・・、やがて左(西)へタムルン・ラを越えるとタグ・ツァンポの流れになり、そのまま西行するとマーナサローワル湖へ辿り、北にカイラスを望む。背後の黒い山並はトランスヒマラヤである。だだ広い高原をGPS片手に地図を頼りに歩く。どこまでも広いんだ! 慧海師がここを歩いた日時は・・・。 一九〇〇年七月三十一日(月)、六月五日、雪ニテ麦粉ヲネリテ食ヒ午前十時出立シテ西北ニ向テ下ルコト壱里半(トンドン)河ノ前ニ着テ河水ニテ喫食ス河幅壱丁余深サ二尺五寸渡リテ東北ニ進ムコト壱里半足疵ノ痛苦甚シ一ノ遊牧民部落ニ着ク此間七日一モ人ノ顔ヲ見ザリシナリ而シテ言葉ヲツクシテ宿ヲ求ルニ二度得ズ猛犬ニ追ハレツヽ三度目ノ家ニ於テ宿ヲ得タリ足疵ノ痛ミ益々甚シク数日来ノ野宿ニ依テ身肢ノ疲労甚シ、行程三里。 ところで、彼らはスルケット(ビレンドラナガール)から少しバスに揺られたが、 すぐ歩きとなり・・・、マンマ経由ジュムラ、食糧・燃料など購入してガムガディ の大きな街でもお買い物を・・・、ちょうど大祭りがあって子供たちの舞を楽しむ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/03/17 07:41:37 AM
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