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GW終わっちゃいましたね。GW中に誰も読んでない前提で「消えた知り合い」 と 「消えた知り合い 2」と更新しましたが1人重要な人を忘れておりました。
その方はHさんと言う香港在住の日本人。Eさんと言う方の知り合いで20代前半しょっちゅう香港に行っていた時に紹介されました。 Hさんは二周りくらい上のお年でとても穏やかな方だったのですが、なんしか気にいただいていただいたようでワタクシが香港に行くたびにお世話をしてくださってました。 「Eさんに恩がある」らしくEさんの縁でまるで実の子供のようにワタクシを扱ってくれました。 Hさんは、うーん何と表現したらいいんですかね。ベンツを乗り回しワタクシには見せてくれませんでしたが「拳銃」も持っているようでした。当時の香港は「黒社会(マフィア)」みたいのがはびこっててHさんは明らかにソッチ系の人物。仕事で言ったら「山師」ってんですかね、鉱山とかを狙って東南アジアから中央アジアまで飛びまわっていたような。 そんな温厚(そうに見える)Hさんがある日「カザフスタンに行ってくる」って。 当時のカザフスタンってまだCIS(ソ連の一部?)廃坑になった鉱山を「もう一度現在の技術で掘りなおす」ってヤマに引っかかって億単位のカネを詐欺られたぽかったです。 「幾らなんでもカザフスタンはまずいでしょう」といくら言っても普段温厚(そうに見える)Hさんの目はまるで「猛獣」のよう。そしてカザフスタンに行ってそのままフッ(火を吹き消す音)。 以降、Hさんとの縁をつないでくれたEさんに「Hさんから連絡あります?」と聞くと、 「もうHの話は自分の前では一生口にするな」と。 Eさんはなんしか「Hさんと遊び歩いて楽しそうにしていたワタクシを見て、ワタクシとHさんの間の妙なシンパシーに感ずいていたのでしょう」ワタクシは被虐待児だったので父も兄からも虐待を受けておりました、そんな中、なんか異国で無条件で受け入れてくれるHさんがまるで父のようで兄のようで「慕っていた」のを知ってまさかワタクシまでが「国際山師」みたいのになることを警戒していたのをビンビンに感じました。 だって未だに「M資金」とか言ってフィリピンの山の中を掘っている日本人のお爺さんが1000人くらいいます。「徳川埋蔵金」も同じく「オトコのロマン」を刺激しますものね。「憑りつかれたら終わりです」。 ワタクシがもう60を過ぎておりますのでカザフスタンで消えたHさんが「生きている確率はゼロ」でしょう。つうか現地到着直後に殺されているのがフツーなんですが、何のタイミングか分りませんがついついカザフスタンに「消えた」Hさんの事を思い出してしまいます。 【★】この日記19年、3000本のネタを書いておりますので昔書いてたらごめんなさい。 もしよろしければ 消えた知り合い 消えた知り合い(その2) と合わせてごらんください(^^) ←よろしければクリックくださいませ。 ←こちらもお付き合いくだされば幸いでございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月07日 17時13分59秒
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