フィリピンペソ紙幣が新しくなるそうです!!!!!
Mixiのつぶやきでマイミクさんがつぶやいていたのを見て、初めて知りました。
驚いて調べてみると、新しくなるのももちろんですが、その発行が今週だと言うではないですか!!!
私が余りにも知らなかったのかと思ったのですが、フィリピン人の友達も、3日前にニュースで知ったらしいので、多くの人が知らずにいたのだと思います。
また今も知らない人が沢山いるのではないかと思うんです。
何でも事前の告知なしに行われる事の多いフィリピンですが、新紙幣の発行でさえもそうだとは、やはりフィリピン、さすがフィリピン、と言うべきでしょうか。
こんなに急にしてしまって、新紙幣を出したら拒否されたりしないか、ちょっと心配です。
日本だったら何ヶ月も前から、新紙幣のデザインはあーで、こーで、と盛り上がり、発行当日には銀行に長蛇の列が出来てしまう所ですが、ここではそんな事はなさそうです。
とにもかくにも、新紙幣。
新デザインはこんな感じです。
今回の新紙幣。
表の肖像画で新しい人物に交代したものはなく、
500ペソに、現在のベニグノ・アキノJr(現大統領のお父さん)に加えて、彼の妻であり元大統領、現大統領のお母さんであるコラソン・アキノが加わったのが唯一の変更点。
500ペソにはめでたく、夫婦一緒に入る事になり、発行人には現大統領の名前が入るので、家族揃って500ペソに登場する事になります。
各紙幣の人物たちは、今のものよりも若い頃の顔が使われているそう。
(former presidents Manuel L. Quezon (P20); Sergio Osme?a (P50); Manuel A. Roxas (P100); Diosdado P. Macapagal (P200); Mr. Aquino’s parents (P500); and Girls Scouts of the Philippines founder Josefa Llanes Escoda, first Filipino West Point graduate Vicente P. Lim and former Chief Justice Jose Abad Santos (P1,000).)
一方各紙幣の裏のデザインは一新され、フィリピン各地の地形や植物、動物が描かれています。
(元ソースはこちら)
20ペソには、世界遺産に登録されているバナウエの段々畑と、ジャコウネコに、コルディリエラ(Cordilleras)地域の織物の模様。
50ペソには、タアル湖と、ロウニンアジ、そしてバタンガス地方の刺繍模様が描かれています。
100ペソには、マヨン火山、ジンベエザメ、そしてビコールの織物模様。
200ペソには、ボホールのチョコレートヒルズ、ボホールの世界で一番小さなサルターシャ、そしてビサヤ地域の紋様。
500ペソには、パラワンのサブテラニアン・リバー国立公園(Subterranean River National Park)、青のインコ、そして南フィリピン地域の紋様。
1,000ペソには、スールー地域のトゥバタハリーフマリンパーク、真珠貝、そしてミンダナオ地域のティナラク(tinalak)紋様が入るようになります。
発行はクリスマス前(なんてアバウトな…笑)だそうなので、年末年始にフィリピンにいらっしゃる方は、新紙幣も見れるかもしれませんね。
そうそう。
今使っている紙幣の流通は3年間で、それを越えるとお金の価値がなくなってしまうそうですので、大量にペソを持っている方は、早めに交換される事をお勧めします。