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マイスクール慶應修学舎の記憶

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2013.09.26
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カテゴリ:日常

 この時期は、数多くの教育機関に訪問しています。
 どこも素晴らしい環境が用意されています。
 僕は、実は、そのことを大変危惧しています。

 そこで学ぶ子どもたちは、整備された環境でしか、
 そして、進学実績に精を出す大人(先生や保護者)の
 管理下のもとでしか勉強ができない大人、
 そういう下でしか生きていくことができない大人に
 育つのではないかという危惧です。

 従順な羊のように、誰かが言うようにしていれば、一生安泰な環境や会社で
 生きていくというのならわかりますが、
 21世紀は、そのような環境や会社はどこにも用意されていません。

 もっとメタ的に、とらえるなら、
 人生を謳歌している人たちは、たとえばヒーローやリーダーたちは
 子どもの頃、決して恵まれているとはいえない環境や劣悪な環境のもとで
 育っている人が多いのも事実です。
 そんな環境の中で、対応していく能力、こうしたら少しは良くなるなあという想像力
 もっと自ら学んで暮らしをよくしていこうとする向上力、
 限られた時間を有効に使うマネジメント力
 そしてそして、自らの身の回りの世話(自炊、掃除、洗濯、手伝い)をしながら
 生きていくうえで必要な生きていく力を養っていました。
 つまり、「心(感性)」が育っていきました。

 今、日本の教育は、この「心(感性)」の教育をおざなりし、
 「頭(知性)」を優先しています。
 いくら知性を養っていても、心が育っていないと生きていけません。

 これは、いい便利な道具(知性)を持っていても、
 使い方がわからないであるだけでムダな道具となり、
 ともすれば間違った使い方をして他人や社会に迷惑をかける道具になりうる
 可能性もあります。

 僕は思う。
 心が育っていれば、いつ始めても、遅くはない。
 まずは、感性を磨く。それに尽きます。

 (追記)
 受験生(進学を目指す)だからと言って、勉強だけしていればいいのよって
 周りの大人(先生や保護者)が環境を整えるのは、
 どこか間違っているような気がします。
 部活動だって、習い事だって、遊びだって、続けてもいいと思う。
 多くの体験が、心(感性)を育てることが、知性をぐ~んと伸ばす肥料となります。

 ★学生諸君!
 1日1日が、思い出になるように生きようよ。
 





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Last updated  2013.09.27 00:46:05
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