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カテゴリ:読書・小説・雑誌
お仕事、ちょっとずつ任せてもらえるようになってきたけど、チョンボ続き。
間違えまいとして、チェックチェック確認の連続なのに、そーれーでーもすり抜けて間違える、空回り続き。しょんぼりしたりぼんやりしてると、なおのこと間違えを見逃す負の連鎖。 こんな時は、頑張るひとの本を読むベシ! 目的に向かってまい進する人の頑張りは勇気をくれます。 そんな下心で借りた本だったのですが、期待以上の面白さで本日2時間ほどで完読! いつもは長い電車移動が短く感じました。冒険小説のようなドキドキを味わったよ。 『フレンチの侍』(市川知志) 「シェ・トモ」といえば聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。 ミシュランで星をもらっている有名なフレンチレストランです。 そのシェフ、市川知志氏の料理人としての半生を綴った一冊です。 フレンチのシェフを志し、村でただひとりの日本人としてフランスのレストランに飛び込み、慣れない環境で労働条件の厳しさ、言葉の壁などにぶち当たりながら道を切り開いていく過程が語られています。 いくつかのお店や経験を経て、今は銀座のお店をやっていらっしゃるのだけど、この手の本にありがちな「すべてもう完結した成功者の言葉」ではなく、現在進行形で新しいフレンチという文化を作っているライブ感が感じられて、とってもよかったです。自分がやりたいからやっている、ぐいぐいの推進力。壁をクリアしていく前向きな姿勢とエネルギー。うん、とってもよかった。 何回かのミスで簡単にぺちゃんと潰れてしまう自分の心の弱さよ。 気を付けても気を付けても間違えてしまうことは仕方ないとしても、諦め悪く、もう本当にダメだってなるまではしつこく立ち直れるように、強くなりたい。そのために大切なのは結局、気の持ちようだと思うの。気持ちのコントロールがまだまだなのかな、と。 得るものの多い、読書体験でした。 *********************************************** 今日の歩数は9,099歩。 夏休み初日。 相方の実家へ、ご挨拶。 暑いのに揚げ物と庭で採れた果物でおもてなしをしてもらいました♪ アジフライが特においしかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年08月13日 23時40分26秒
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