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以前、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という考え方を書いたことがありました。
これは、過去や他人に執着するよりも、自分と未来に目を向けたほうがいい、ということを言っているんですね。 今日は逆説を考えて見ましょう。 『過去は変えられる』という仮説です。 「そんな訳ないじゃないか!」と言わずに、まずはこれが正しいとすれば、どう考えられるか?を考えてみましょう。 有史以後の人間の歴史を考えると、ときの権力者に都合く、ねつ造されてきたものであることは、ご理解いただけると思います。 太平洋戦争の頃の日本が、日本の歴史をねじまげて、子供に教育していたことはよく知られています。 起こったことの事実を変えられないのは当然ですが、歴史は常に書き替えられているのも事実なのです。 さて、個人の歴史についてはどうでしょうか? 私たち一人ひとりは、過去の経験によって、私たち自身がつくりあげた作品 です。そして人生の支配者が私たち一人ひとりだとすれば、自分史をねつ造している可能性も否定できないのです。 ネガティブな経験をして、自分に負のレッテルをはってしまい、本当は変わりたいのに、諦めてしまっていないでしょうか? 「私には才能が無い」「私は頭が悪い」など等。数え切れないレッテルを自分に貼ってしまいます。このようなレッテルを、自分の望みを諦めるために、利用していたらどうでしょう。 自分で自分に貼っているんですからバカな話ですが、得体の知れない何かを失う恐怖が、無意識に自分を騙し、レッテルを貼っているのではないでしょうか。 争いが起こるのは、同じ事実に対して双方の解釈が違うからです。曖昧な記憶は、自分に都合よく書き替えてしまいます。 同じように、できなかった自分を誤魔化すために、時間が経てば経つほど、過去の事実を無意識に改ざんしてしまいます。 もし、あなたが自己実現を願いながら、どうしていいか分からないとお悩みなら、自分史を調べる歴史学者になることをお勧めします。忘れてしまった過去に遡り、もう一度自分を見つめなおしてみましょう。 自分史を書き替える発見があるはずです。 もうお分かりと思いますが、これが「自分探しの心の旅」なのです。 「自己実現する人、しない人」の違いは?↓↓↓クリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.25 11:35:37
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