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ある営業会社の社長がぼやきました。
「ウサギと亀の話あるやろ。あれなぁ、よく考えてみると、ウサギが途中で 寝なきゃぶっちぎりの勝ちやで。わしが言いたいのは、眠らないウサギにな れちゅうことや。ところが亀のくせして寝てる奴らばかりや」 5歳になったばかりのマーちゃんは言いました。 「亀さん、どうしてウサギさんを起してあげなかったんだろうね」 新展開『ウサギと亀』 亀が丘の中腹まで息を切らしてやってきました。すると、ウサギが 脇の草むらですやすや寝ているではありませんか。 「ねえねえウサギさん。こんなところで寝てちゃダメだよ。ぼく追 い越して行っちゃうよ」 ウサギはびっくりして跳ね起きると、一目散にゴールの丘の頂上に 駆け上がりました。 しばらくたって、亀がヘトヘトになってやってきました。 「いやー、やっぱりウサギさん早いや。とてもかなわない。僕の負 けだよ」 ウサギは勝ちましたが、もう二度と亀をバカにするのを止めました。 それどころか二人は大の仲好しになって、ウサギは野山の食べ物を、 亀は水の中の食べ物を取ってきては、お互いに分け合うようになり、 いつまでも仲良く暮らしましたとさ。 出し抜くことのできない亀と、その誠実さに心を打たれるウサギの物語です。 これは、先日久しぶりに参加した異業種交流会「月曜会」で、当日の講師で 産業カウンセラーのU先生のお話をアレンジして書いてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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