先日ご紹介した日本ニーム協会の稲葉会長が代表を務める、国際ボランティ
ア組織『サバジャパンクラブ』主催の、『お香の会』に参加しました。
会場は代々木の『東京国際学園高等部』5階のプラネタリウム室。
( この学校、とてもユニークな学校です。http://tinyurl.com/4nh34 )
毎月定例のイベントで、もう2年も続いているそうです。
この会、とんでもないコラボレーション企画で、プラネタリウムというスペ
ース(宇宙)をフルに活かしながら、数人のゲスト・アーティストによるパ
フォーマンスを楽しませてくれます。
アーティスト(歌、語り、尺八など)たちを演出するプラネタリウム。そし
て何より主役のお香が、太古の香り※で不思議な空間を演出しているのです。
香道家の解説も、勉強になるというだけでなく、とてもお洒落で、これもひ
とつのパフォーマンスでした。
内容の濃さに胸いっぱいの2時間。これで、参加費無料!?なんで!?と、
思っていたら、稲葉会長の挨拶。
「『サバジャパンクラブ』では、世界の恵まれない地域の子供たちのために、
学校を建設しています。募金箱を回しますので、ご協力をお願いします」
なるほど!運営スタッフ、アーティスト、会場提供も全てボランティア。参
加者をとことん喜ばせて寄付を募るなんて、なんていいアイディアでしょう。
おひねり気分に支援の気持ちが加わりますから、私も自然な気持ちで募金で
きました。
サバジャパンクラブの標榜する、「日本人による国際ボランティアのありか
た」に感銘を受けています。いわく、
「日本人として、世界から信頼:感謝:尊敬される国民であるために、今で
きることは何か。それは、物より心の豊かさを伝えること、未来ある子供た
ちの教育に力を注いでいくこと。それが国際教育ボランティアだ」
日本がどこかの超大国のように、武力で自国の価値観を押し付けるのではな
く、文化的な活動とボランティアを通して、独自の道を歩めるのではないか、
という可能性を感じました。
日本ニーム協会 http://www.nihon-neemkyokai.com/
東京国際学園高等部 http://www.tokyo-kokusai-gakuen.net/
参加アーティスト(一部);Ayuka
http://ayuka.jp/
奥土居実可
http://www.prhythm.jp/mica/
小口ゆい
http://www011.upp.so-net.ne.jp/yui/
※この日使われたラオス産の沈香は、正倉院の蘭奢待と同じルーツであり、
その成分が殆ど変わらない事が科学的検査で明らかになったそうです。