家庭向け貨物宅配サービス「宅急便」を考案したことで知られる、ヤマト運
輸元社長の小倉昌男氏が亡くなりました。(享年80歳)
15年ほど前、経営者向けのサミナーや交流会を運営する会社で仕事をして
いたころ、講演者としてお迎えしたことがあるのを思い出しました。
元祖便利屋の右近勝吉氏とのコラボレーション企画でしたが、たまたま同氏
とご近所付き合いだったことが判明し、セミナー後の交流会も盛り上がった
記憶があります。
金融コンサルタントの木村剛氏は、「あれだけ官が強い時代の中で、民の創
意工夫を生かし、自助自立した経営の確立に向けて闘われ、実際に世の中を
変えた」と、最大限の賛辞でその死を惜しんでいます。(フィジサンケイ・
ビジナスアイ、2005.7.1)
永田町は郵政民営化法案で揉めていますが、このような流れに大きな役割を
果たされたと、私は思っています。
ご存知のように、郵便事業に関する規制は厳しく、なかなか民間が入り込む
余地は無かったのです。
ヤマトの宅配サービスに刺激され生まれたのが”ゆうぱっく”で、そのこと
には逆にエールを送っておられました。
さて、国は今720兆円もの借金をかかえています。
いろんな不正がつぎつぎと暴かれているのも、早く膿を出し切らないと、本
当にヤバイからかもしれませんね。
税金もそうですが、郵便貯金を使って投資された事業のことを考えるとぞっ
とします。
こんな怖いサイトもあります。↓
http://www.takarabe-hrj.co.jp/takarabe/clock/
でも私達の先輩達は、もっと大変な時代をのりきってきたのです。
明治維新然り、太平洋戦争敗戦然りです。
そして間違いなく、私達はそのDNAを引き継いでいます。
今私達に必要なのは、一人ひとりが自助自立の精神で、自分の人生を生きる
ことです。
あなたも私も、自分の身体を雇っている経営者なのです。
改革はまず自分からです。
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