自分探しの心の旅

　”「プラス思考の習慣」で道は開ける”PHP文庫　http://tinyurl.com/ahxl6
　の著者、阿奈靖雄氏の講演に参加したのがきっかけで、その後ご本人と面談

　する機会を頂いた話を、メルマガの１４８号の記事の中でしました。


　その時の講演内容の中で、心理学の元祖、カール・ユングの有名な言葉を紹
　介して頂きました。




　「考え方の癖を凌駕することのできるのは、習慣という怪物である」（カー
　ル・ユング）




　「雨だれの水滴が一滴、コンクリートの床にたれたとしても、堅くて丈夫な
　コンクリートはビクともしません。しかし、水滴が同じところに繰り返し繰
　り返したれると、やがてコンクリートの床に穴があいてしまいます。繰り返
　しの威力にはもの凄いものがあります。まさに”継続はチカラなり”です。
　意識改革もこれと同じです」（阿奈靖雄）




　破れない自分の殻を、コンクリートに見立てると良く分かると思います。


　ネガティブな思考の習慣を変えたければ、「私はツイている」を口癖にして
　しまうのです。




　「オイオイ。思ってない事は潜在意識が跳ね返すって言ったじゃないか！」
　（等身大の成功→　http://park7.wakwak.com/~ukiuki21/contents2.htm　）


　って、叱られそうですね。


　阿奈先生はこのへんのところを、「目のつけどころを変えてみよう」と言っ
　ています。


　つまり、不運であるあると感じた出来事でも、「これはツイていることであ
　る」という仮説を、まず立ててしまうんです。


　そして、この仮説を裏付ける理由を考える。


　例えば飲酒運転で捕まった人。運転には自信があり、切符も一度も切られて
　いなかった。それに走り慣れたこの道は、過去一度も取締りをしていたこと
　が無い。「何てツイてないんだ！」って思いますよね。


　それを、「これはツイていることである」として、理由を考える訳です。


　これは比較的分かりやすい例です。私がいちいち解説しなくても、あなたに
　は理由がもうお分かりと思います。




　大事故で、不自由な身体になってしまった人の中にも、もの凄く前向きで明
　るく、人生を楽しんでいる人がいます。


　その人に言わせると、「半身不随になってしまったけど、こうして車椅子を
　使えば何処へでも行けるし、何より命が助かってツイていた」と、なるわけ
　です。


　もちろん、ここまでの境地に達するまでの苦しみは、経験した人にしか分か
　らないでしょう。しかし、乗り越えた人の明るさは、凡人には無いものがあ
　りますよね。


　あなたも私も、実はもの凄くツイているのかも知れません。


　ただし、それに気付かなければ、ツキは活かすことができません。




　　　　　Ａｒｅ　Ｙｏｕ　Ｈａｐｐｙ　？　→　http://tinyurl.com/56qxz