紅子のセレブなグルメ日記

昨日今日と初雪が降って激しく寒かった一日。お湿りにはなったけど、雪が降ってくれとはいってないよぅ！寒くて泣きそうになりました。明日もお天気悪そうだし。お出かけなのにイヤだなあ。やっぱりクソ暑くても夏の方がいいや。

いつもはストックパンを食べる土曜日ですが、ストックパンが底をついたというのもありますが、ずっと小さなころから慣れ親しんでいたパン屋さんが２月の上旬を以って完全閉店するという話を聞いたので、食べ収めをしようとそこのパンを買って帰る事にしました。

パン屋さんの名前はボンジュール。鎌倉、葉山を中心に数店舗ありますが、本店は葉山。パン好きな人の間ではそこそこ有名なお店です。今でこそそれほど珍しくないですが、当時としては本格的なフランスパンを販売する数少ないお店で、遠方からもわざわざ買いに来るほどの人気店でした。

小さいころからパン=ボンジュールのパンだった私。このニュースにはびっくりすると同時にとても寂しい気持ちになりました。

生活圏が東京に移動してしまったので、食べる機会がグっと減ってしまっていましたが、もう何回も食べられないと思って、東京に帰る前に車を走らせて久しぶりに食べる事にしました。

思い出のパンは数えきれないぐらいありますが、とにかく大好きなチーズのパンを。そのお姿はこちら。

チーズバタール。バタールにプロセスチーズをたっぷりと包み込んで焼き上げたもの。もちろん温め直して食べました。パリッとしたクラストがとっても美味しそう♪

では、実食！！

バリンといい音のするクラストは、口の中で切れるぐらいの鋭さですが、薄くて王道な焼きあがりです。クラムは小さな気泡があって、もっちり感はあまりなく、軽いです。そこにたっぷりのプロセスチーズが巻きこまれていて、とても食べ応えがありました。

ロブション、ヴィロン、カイザー、ポールなどのフランス直輸入のフランスパンに比べると、日本的なフランスパンかなあっていうのが今の正直な感想。小麦の風味も弱く、前者たちのパンに食べ慣れてしまうと物足りなさを感じてしまいます。

でも、生まれた時からこのパンに慣れ親しんできた私には、やっぱりここのパンは別格。美味しいとか不味いとか、そういうレベルではないんですよね。久しぶりに食べたボンジュールのパンは以前と変わらない味がして、なくなってしまう事が本当に残念でなりませんでした。

感慨深く食べ終えました。また、来週最後のパンを買いに行ってこようと思います。

さて、明日は恒例お食事会ブッフェ♪いっぱい食べてくるのだ！！