テーマ:和食(429)
カテゴリ:和食
通り雨がちょびっとあったけれど、どうにか持ちこたえた一日。この時期にしては気温もかなり暖かくて、薄手のコートで十分なぐらいでした。でも、明日はぐっと冷えて、冷たい雨との事。風邪ひかないようにしないと。 そんな中、珍しい蟹を食べにお出かけ。向かったのはほぼ新橋に近いところにある、方舟大吟醸 いろり。こちらで今月のはじめから12月いっぱいまでにしか食べられない香箱蟹という蟹があるというので、それを食べに行くことにしました。 お店は「いろり」という名前だけあって、全個室で、そこに囲炉裏が設置してあります。靴を脱ぐ煩わしさはありますが、掘りごたつ状になっているので寛げるし、こういうのもたまにはいいなあと思いました。 早めに着いたので、先にドリンクが運ばれてきてしばらく待ちましたが、時間になると間もなく、先付の蟹が運ばれてきました。それがこちら。 香箱蟹。日本海の赤い宝石箱、というフレーズが書かれていました。食べやすいようにすでに身が取り出されていて、甲羅に盛られていました。かなりの小ぶりの蟹ですが、身がたっぷりで、とっても美味しそう♪ では、実食!! 身のアップです。ベニズワイガニのそれよりも小さいですが、身がしっかりとしていました。毛ガニほど甘味は強くないし、タラバのような主張の強さはないですが、上品な蟹の味わいでした。内子のプチプチしたところが特に美味しかったです。それにあまり蟹特有の臭みがなくて食べやすかったですね。松葉ガニに似てるような気がしました。 続いて前菜。右上から時計回りに、胡桃豆富 唐千寿、能登鶏の棒寿司、松葉銀杏、ばい貝旨煮、加能蟹と木野子の文化和え。胡桃豆富はむっちりとした食感で、ごま豆腐よりもコクがありました。上の唐墨がすごく美味しいものでした。鶏はしっとり柔らかく、テリヤキっぽい味付けで美味しかったです。貝もすごく柔らかく煮てあって手間がかかっているなあって思えました。蟹と木野子はマヨネーズあえのようなもので、こちらも美味しかったです。どれも日本酒に合いそうなものでした。 造里。まぐろ、鰆、鱸。私はパスでしたが、新鮮で美味しかったそうです。 煮物。のっぺ汁。かまぼこ、れんこん、さといも、にんじん、鶏肉、銀杏、しいたけ、と盛りだくさん♪ちょっと冷め気味だったのが残念でしたが、お出汁がしっかりおいしくて、いっぱいお野菜が食べられて嬉しかったです。 岩魚の天然塩焼き。目の前の囲炉裏で焼いたもの。意外としっとりとした焼き上がりで、身がふっくらとしていて美味しい♪頭からしっぽまで全部たべられるように処理されていて、すごく食べやすかったです。あっさりとした白身のお魚で好みでした。炭を使ってこういう風に焼いたお魚は初めて食べたのですが、ガスでやくよりも柔らかな焼き上がりで気に入りました。また食べたいなあ。 越後牛と野菜のすき煮仕立て。囲炉裏の上に網をおいて、目の前で仕上げていくタイプ。こういう演出も楽しいです。 もちろん、卵付き。すっごく新鮮な卵で、味も濃厚でした。越後牛はかなり肉肉しい匂いがあったので、お肉が苦手な人はちょっとキツイかもしれません。肉質は固めですが、旨味はしっかりありました。すき煮の味付けは卵に絡めるにしてはやや薄味でしたけど、醤油とお砂糖のバランスはよかったです。 まだまだ続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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