キャンプシューズに、コレ
一日中歩き続けたトレイルの終着。そのテントサイトでまず何をするかというと、重く固いマウンテンブーツと汗まみれになったソックスを脱ぎ棄て、素足をフレッシュな空気にさらしてやり、この瞬間の解放感を味わうこと。山登りをする人なら(きっと)誰でもひそかな楽しみに思っているに違いないこの感覚。 実際、山でキャンプをするとなると、テントを張ったり、水汲みに行ったりと、その後もあれこれ雑用をこなさねばならない訳だが、できることなら、あの湿ったブーツには戻りたくない。そうだね、軽くて素敵なキャンプ・フットウェアが必要だ。 山のテント場でよく見かけるのが、クロックスやキーンの軽量サンダルで、自分もそのたぐいのフットウェアを使うことが多い。時にはビーサンなんかも使用したりと・・・でも、サンダルだとナンだかピンとこないことがしばしばある。山のテン場でビーサン履いて、ペタペタと便所スリッパの様な音を立てて歩くのも無粋だし、なにより踵のホールド感に乏しい、というのがその理由だ。かといって本格的なスポーツサンダルだとそれなりに重量が嵩むし、ゴム底のキャンバス・スニーカーも然り。 で、見つけました。「ピン」と来たキャンプ・フットウェアを。クロックスのhover slip onというモデル。オリジナルのクロックスよりちょっと重いけど、ソールはクロスライトという軽量素材を使用しているため、メンズサイズ9で片足190グラムとまずまずの重量。アッパーは丈夫なキャンバス地で覆われているので最低限の足の保護は約束されるし、ホールド性もバッチリ。さらにアッパーの形がフレキシブルに変化するのでバックパックにも押し込みやすい。サンダルは意外と嵩張るため、最終的に装備から脱落する場合があるのだ。(かといって、バックパックに外付け、は絶対にやりたくない) と、いう訳でhover slip onにはかなり期待大であり、たぶんキャンプ用としてだけではなく、日常生活でも頻繁に活躍してくれそうな予感なのだ。 ちなみに、このカラーのみ、量販店で半額以下で捨て売りされていたところをすかさずゲットした、というのが本当のところではあるのだが・・・。 参加中です!