地震報告1
地震時、私は渋谷の某ショップにいた。既にケータイは使い物にならず、まったく繋がらない。渋谷から新宿に向かって歩く途中の原宿警察署で公衆電話を借り、保育園に連絡。受話器の向こうから、園児はガッチリ守ります!という気迫を感じ、ひとまず安心。新宿では埒が明かず、結局池袋まで歩き、レンタカーショップ3件に問い合わせたが、ムリな状況。埼玉方面のバスは全て運休。池袋で夜を明かすことを腹に決め、安全・トイレ・防寒・運行情報の収集を考え、夜9時前、池袋警察署に移動した。帰れないからここにいさせて下さい、と言った私に「いいけど、特に何もしない…」確かに警察官はそう言った。もう一度言うが池袋警察署だ。大学が避難所として開放している時に、このアリサマ。別の警官が毛布を配ってくれ、2時間くらい経って貼るカイロも配られた。22:30、地震後初めて夫と連絡がついた。朝4時前にタクシーをつかまえ、保育園経由で娘を拾い、帰宅したのは6時過ぎだった。つづく