カテゴリ:無線機器
長い間眠っていた2mのリニアアンプの改修をしました。
まずは入力のSWRが高い問題です。アンプのオンオフにかかわらずSWRが2程度と高く、またこの現象が送受切替リレー部分をショートしても改善しないことから、入力コネクタからリレーまでの間に原因があるようです。しかし問題部位の特定には到らなかったため、対症療法的に簡単なマッチング回路を追加して、SWRをほぼ1.0にできました。 また、組み合わせて使うTM-732の出力は最大10Wでこのアンプを押すには大きすぎ、かといってパワーを絞ると十分ドライブできる出力が得られません。そこで3dBのアッテネータをアンプの中に仕込み、10Wでほぼフルドライブできるように改造しました。 さらにこのアンプは、ヒートシンクを兼ねるケースの形状がフィンのないのっぺらぼうのため放熱が十分でないらしく、テストしているとあっという間に触れないほど熱くなりました。FMで使うことからこのままでは心配だったので、オーディオアンプをばらしたときに取り外したヒートシンクを追加しました。 これで、車に積んでいるTM-732が4dB前後パワーアップできそうです。明日にも試運転の予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.04 19:09:28
コメント(0) | コメントを書く
[無線機器] カテゴリの最新記事
|
|