シニア雑感

「男はつらいよ」によく出てくる題経寺庚申の日なので参拝に行ってきました。
６０日に一回なので年６回、ご本尊のご開帳が行われるようです。
参道は以前よりも多くの人が歩いていましたが溢れるほどでもありません。
題経寺では住職がお経を上げる中、ご開帳が行われており中に入って参拝してきました。
http://www.townnet.com/Katsushika/shibamata2.html

参拝が済んだら、寅さん記念館へ向かいます。
「とらや」の店内と居間、台所の様子などを見てまわります。
あぁあの話ね、確か第⚪︎話だったね・・・などどいう会話があちこちで行われていました。
結構、マニアも寅さんの世界を堪能しているようでした。

最後は「男はつらいよ」に出演したマドンナたちが飾られているコーナーです。
やっぱり「リリー」は寅さんにとって特別な人だったのでしょう。
一覧に飾られたパネルに唯一、サインされていました、



１話からずっと見ていると時代の流れを感じます。
映画なので若干、デフォルメされている部分もありますが
こんな時代だったのか・・・と思い知らされる場合も多々ありました。

ときは高度成長時代。
サントリー角瓶を飲みたくて一生懸命働いた・・・とか
いつか持ち家に住むと言って一生懸命働いた・・・とか
とにかく一生懸命働けば夢が叶えられると信じられていた時代なので
貧しい家に住んでいても皆、希望に溢れていた時代でした。

そんな時の流れを見事に捉えていたと思います。
山田洋次監督の奥の深さを感じました。



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