Ureのミラクルな毎日

「舞台」は良かった…とても良かった。

ジェームズ三木さんの作詞の

ありふれた人生

私にはとりたてて　語る程の夢も無く
華やかな才能も　ひけらかす学もなく
ありふれた町に生まれ　ありふれた仕事して
日常のトラブルに　悩みながら生きて来た

憂鬱なかけひきや　いさかいに疲れ果て
いくつかの嘘をつき　挫折感に黙り込む
平凡な出来事に　埋もれた年月よ
なつかしい人もいる　許せない人もいる

これが人生　私の人生
どこにでもある　ありふれた人生
けれども私には　大事な人生
あなたがいるから　すばらしい人生



……息子の舞台の場は戦後の、
人間の混乱そのままのカオス「池袋」

現代でもその「池袋」駅からサンシャインへの通りは
汚れた息切れの、変わらないオーラを放ってる…

大声で叫ぶ人ごみの客引きの声に
（あなたの人生はそれでいいの）と心の中で叫んだ。
自然と言う言葉から大きく離れ過ぎた街もまた、壊れたままのカオスで溢れてた。
変わらないオーラは不思議だねって一緒に歩いてたビビアンと話してた。

……………………………
Ureさんは翌6日は秋田県の田沢湖にいました。
新幹線こまちで東京駅から3時間。
ひたすら美しい田沢湖の夕焼けの中にいました。

夕焼けの中に小さなシルエットは私の乗っているカヤックです。




ここは、人の姿のない…まるでハワイの風景…

翌朝の窓からの風景



「逢来の松」スケッチ。
逢い引きのための目印の松…か、情感たっぷりのしなだれ方…

大きな夢に上る、階段のひとつのドリームハウスは大きな自然の中にあって。

ドリームを知るためのカオス…ということもあるのだと思った…