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Ureのミラクルな毎日

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2009.12.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
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あの9.11後のNYで……
かぐや姫のイラストレーションで個展をするために私はNYにいました。
決めたのが6月。
個展の日取りは12月。

しかし、この異常を超える事態のNYは観光客はひとりもいません。
ニューヨーカーは何事もない!とでも言うように
すごい早さで歩いています。
みな真っ黒い服を着ていましたね、そういえば。

その時に、個展を開くか開かないかでアートディレクターと話をしました。

それが、とても私を変えることになって行ったような気がします。

まず、話をきちんとしようとしますね。
つまり議論、カンバセイション!

まずは私の名刺について
「貴女はいったい何ものなのだ」
は?と思ったら、私の名刺にはいろいろ書いてありました。
グラフィックデザイナー
エッセイスト
カリグラフィーアーティスト

たしかに………
「私はこれです!」というものではなかった。

いや、きっと複数書いてあることよりも
「あなたは何をしたいのか?」と聞かれたのだと思います。

私はいきなり!(そりゃあそうだ!)と思ってしまいました。

それから、なんのために個展をするのだ、と言われました。
私はこのような異常事態の時に、これらの日本の女性
いや、人間の肉体の美しさ
女性の身体を通して命を感じて欲しい…など通訳してもらいました。

が、彼はひと言
「アートは観るものの自由だ」と言いました。

私は(全くその通りだ!)と非常に感銘を受けました。

私はこのNYに来て、やっと自分を見つけたのかと思いました。
教えられたことの大きさに自分の小ささを感じました。

が~、実はアメリカははっきりしたところで
いじわるで言っているのではないんです。
議論に答えるのが普通なんです。
議論し合って合えばOK合わなければだめ。それだけ。

ですが、私も究極の限界のような場所と
自分の精神も研ぎすまされていたのか
すべて、受け入れてしまいました。

私は学びにこんなところまで来てしまった…
ほんとにそう思いました。
楽しいです。気がつくのは本当はとても楽しいし
ありがたいことだと思います。

やっとここがどこなのか…自分はだれなのかって。

私は日本人なのだって、メイドインジャパンだと。





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Last updated  2009.12.17 21:45:11
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