乃木坂46　君の名は希望

2015年03月21日

この歌を最初聞いたのは，TVでやっていたピアノバージョンでした。音楽の素晴らしさ，何より詩の素晴らしさに感動しました。心が震えました。自分の世界に閉じこもっていた男の子が，自分の存在を認識してもらった子に恋におちて，世界の美しさに気づくという内容です。

解釈の仕方は人それぞれだけど，私はこの歌を聴いた当時，世界は美しいと全く思えなくて，美しいということが信じられなくて。

そんな中，この歌を聴いたとき，いつか私も世界の美しさを感じたい。と思うようになったんです。一つの夢が生まれた瞬間でした。

最近，声を大声で出したくなって，一人カラオケにたまに行くのですが，この歌を歌いながら涙が溢れました。この詩で歌われている「君」が，私の中のインナーチャイルドの自分と重なりました。今までずっと無視してきていて，気づいてもいなくて。

だけど，確かに存在していた小さい自分をケアできるようになってきて，抱きしめてあげられるようになってきて，ああ，私は，あなたをいままで透明人間のように扱ってきていたんだね。って思いが重なって，涙が流れたんです。

自分の中でまだ気がついていなくて，無視しているものっていうのはまだまだあると思います。そういうものに気がついていければ，世界は美しく変わっていく確信があります。

それが楽しみです。