ありえない銀河点の軌跡

こうして一覧にしてみると、この点の上昇の異常さがよく分かる。

最初はほんの少しずつゆっくりと上乗せしていったのが、最後にはもはや遠慮もなく加点大盛になっている。
特に浅田真央が出場する大会では新記録が用意されていたのではと疑うほどの、記録更新ぶり！！

恐らく、「対浅田真央」の試合では、新記録更新しながら、優勝し、減点された浅田真央との実力差を印象付ける狙いがあったものと思われる。

2008年、2009年のグランプリファイナルシリーズの４つ試合では、浅田真央は出場しないためか、４試合とも優勝はしたが、180点台～190点台の妥当な点数である。

しかも、2007年シーズン以降、おそらく記録更新＆優勝をお膳立てされていた試合でキムヨナは２回、浅田真央に負けてしまった（その２回ともあまりにひどい出来で、さすがに3Ａ決めている浅田真央を勝たせないわけにはいかなかったのだろう）。

しかし、浅田真央が優勝となったその2回とも、フジテレビでは浅田真央の優勝を讃えるどころか、逆にバッシングと思われる放送を流し、多くの視聴者から抗議が殺到した。

ありえないフジテレビの浅田真央バッシングシリーズ
　≪その1≫　2008世界選手権後　「浅田真央・転倒シーンの巨大パネル前に本人直撃インタビュー」
　≪その2≫　2008グランプリファイナル後　「キム・ヨナ”実力”に差浅田真央逆転Ｖも」

	ショート	フリー	合計	浅田
07年3月世界選手権	(1)新 71.95	(5) 114.19	(3) 186.14	（2）浅田	SPで03年のコーエンの記録(71.12)を更新
2007年～2008年シーズン
07年11月ＧＰ中国	(3) 58.32	(1) 122.36	(1) 180.63	---
07年11月ＧＰロシア	(1) 63.50	(1)新 133.70	(1) 197.20	---	07年3月の世界選手権での浅田の女子FS記録(133.13)更新。
07年11月ＧＰF	(1) 64.62	(2) 132.21	(1) 196.83	（2）浅田	FSでジャンプミスするも、歴代４位となる高得点
08年3月世界選手権	(5) 59.85	(1) 123.38	(3) 183.23	（1）浅田	フジテレビの真央バッシング「浅田真央・転倒シーンの巨大パネル前に本人直撃インタビュー」
2008年～2009年シーズン　　　　ルール変更(俗に言うヨナルール)
08年10月ＧＰアメリカ	(1) 69.50	(1) 123.95	(1) 193.45	---
08年11月ＧＰ中国	(1) 63.64	(1) 128.11	(1) 191.75	---
08年12月ＧＰF	(1) 65.94	(2) 120.41	(2) 186.35	（1）浅田	SP・FS共にジャンプミス、転倒を連発。フジ浅田真央バッシング「キム・ヨナ”実力”に差浅田真央逆転Ｖも」
09年2月四大陸	(1)新 72.24	(3) 116.83	(1) 189.07	（3）浅田	SPは記録更新、FSで転倒、ジャンプミスなど連発。かろうじてV。
09年3月世界選手権	(1)新 76.12	(1) 131.59	(1)新 207.71	（4）浅田	3Fすっぽ抜け、スピンノーカンで女子世界初の200点越え！
2009年～2010年シーズン　　　　ルールではなくジャッジにまで不正疑惑噴出。
09年10月ＧＰフランス	(1) 76.08	(1)新 133.95	(1)新 210.03	（2）浅田	FSで3Fジャンプ１つすっ飛ばし、新記録更新。【参照】・フィギュアに絶望した2009年の世界選手権...
09年11月ＧＰアメリカ	(1)新 76.28	(2) 111.70	(1) 187.98	---	SPで更新。FSでジャンプミス、転倒を連発もV。
09年12月ＧＰF	(2) 65.64	(1) 123.22	(1) 188.86	---	久々に「屈辱のSP２位」発進。ミス連発も逆転V。
10年2月バンクーバー	(1)新 78.50	(1)新 150.06	(1)新 228.56	（2）浅田	SP・FS共に世界最高得点を大幅に更新。・フィギュアコーチ小塚嗣彦氏の発言には………
10年3月世界選手権	（7） 60.30	（1） 130.49	（2） 190.79	（1）浅田	・キムヨナ擁護の日本メディア　とくダネ・ミヤネ屋世界選手権優勝翌日、真央ではなく、ヨナを特集・真央に金メダルちっちゃいねって…… ・フジTV 荒川静香の「浅田選手、完璧！」とする解説をカット表彰式カット、解説カットに加えて、意味不明な・浅田真央選手、Ｍｒ．サンデーでも……

()内は順位。新は新記録更新
得点の下のリンクはＩＳＵ公式ＨＰのプロトコルにリンクしています。
は動画にリンクしています。

　

『今大会で審判として参加した李ジヒ大韓スケート競技連盟フィギュア副会長は、「多くの審判が新しい採点方式以前のやり方で減点したため、高い点数が出なかった。しかし、金妍兒の卓越な演技を見た後、加算点を十分に活用しようという雰囲気が作られた。それも金妍兒に限ってのことだ」と話した。』

http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=070000&biid=2009101974738より抜粋