情報量
数ヶ月前は「着物を買いすぎだから買い物禁止!」と自らを律していた。それがつらくてつらくて「なんでこんなことしてるんだ?」とも思った。今は買い物禁止にしているわけではないが、なんとなく買う気になれない。「お買い得なもの」や「ほしいもの」を見つけてしまうと買わずにはいられないが、それを知らなければ買う気になるはずもない。情報として知らなければ買わなくなるもんなんだ・・・と知った。考えてみると「知らなくてもいいこと」や「知らなければよかった」ということは世の中にはたくさんある。もしも自分が陰口を言われているのなら知らなければ平穏だし、私の場合は大好きな俳優さんやミュージシャンの熱愛話や結婚話は知らなければずっと幸せな気持ちでいられる(これは私だけか・・・)。そうなるとインターネットってどうなんだろう?と思ってしまう。なんだって検索可能なのだ。ちょっと前にはやった初恋の人の名前の検索とか。知らないほうが想像するだけなのでその方が平和で幸せなんじゃないかと思う。実は私もその検索をしてしまったのだが、彼の現在がリアルになってしまった部分があってなんとなくがっかりしたのだった。もう会うこともないと思うからよけいに知らなければよかったなーと検索してから後悔してしまった。なんでもかんでも知っていることがいいってわけではないのだと思う。