新潟市のお屋敷と長岡・南魚沼で2024年3月29-30日
丑寅の二人旅 第104弾 新潟市のお屋敷と長岡・南魚沼で 2日目2日目最初は南魚沼市の曹洞宗雲洞庵越後一の寺、日本一の庵寺と謳っています人々が言うのではなく、御自身が仰っています何が越後一で、何が日本一なのか、分かりませんでした杉の巨木が凄いです庵寺とは尼寺ですね雲洞庵の歴史は古く、藤原鎌足の孫の母親が庵(雲洞尼僧院)を結んだのが最初で、1300年ほど前の事その時点では尼僧院、尼寺・庵寺ですね、これが日本一の庵寺の謂われでしょうか?因みに藤原鎌足は、中大兄皇子と共に、645年に大化の改新を成した人ですね山門です、通称赤門その後1429年に上杉憲実が曹洞宗雲洞庵を開創、この辺りが「越後一の寺」でしょうか?上杉家は藤原氏からの子孫筋みたいですね山門からの境内の眺め鐘楼それにしても、このお寺さん、境内は苔だらけ苔生した地蔵さん苔と池豪雪地帯ですから、この境内は間違いなく冬の2-3か月は数mの雪で覆われます雪と苔は関係があるのでしょうか?苔生した幹・枝・根?苔の石仏、後は本堂境内から本堂に入ります欄間が立派です欄間、彫刻と言えば、越後のミケランジェロと称される石川雲蝶の天井画(彫刻)有名な西福寺が割と近くにあります木魚「雲洞庵の土をふんだか」と言うフレーズがあるみたいです山門から本堂に続く境内の石にお経を一字一石で記されているから「石を踏んでお経を学べ」から転じて、「雲洞庵で曹洞宗を修行しなければ一人前の禅僧には言えない」と言う意味らしいです本堂の中心瑠璃壇暗くて良く見えないのですが、千手千眼観音様です「土を踏んだか」に呼応したのか「関興寺の味噌をなめたか」のフレーズもあります意味は同じで「関興寺で修業して初めて一人前の禅僧だ」です2回から眺めた苔の境内襖絵南魚沼にある塩沢宿に向かいます塩沢宿は中山道の高崎宿から分かれて、日本海の北陸道の寺泊宿に繋がる三国街道の宿場です最初は塩沢つむぎ記念館鯉のぼりで塩沢4大織物を展示1.麻の越後上布 2.絹の塩沢紬 3.絹の夏塩沢 4.絹の本塩沢塩沢つむぎ記念館ですが、展示が40% 販売が60%みたいです小物の展示・販売塩沢の4大織物越後上布に対して近隣の小千谷に小千谷縮も有名です反物上布か絹か? 雪駄とか洋風仕立てのニューファッションです塩沢宿牧之通りの雁木牧之通り、白壁・蔵風、綺麗に昔の街並みに整えています整った街並みは良いのですが、何かひとつふたつ目玉が欲しいですね、観光客を呼び寄せる為のリサイクル専門の和服着物屋さんリサイクルにしても安いですこの時期牧之通り50-60店舗で「ひな雪見かざり」が行われていましただけど外からだと「全然見えない分からない」でした着物リサイクルのお店の雛飾り山は水墨画の風景でした ー 第104弾「新潟市のお屋敷と長岡・南魚沼で」終了です ー