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カテゴリ:ハノイ旅行
☆ネットカフェ難民なんて他人事だと思ってた
会社の倒産をきっかけに、何をやっても裏目裏目に。気がつけば負け組のワーキングプアになっていた青年を主人公に、現代の幸福を探す、直木賞作家の長編小説! ☆ 世間を甘く見て、せっかく入社した会社をちょっとイヤなことがあったからとあっさり辞めてしまう主人公は、偶然だけど昨日読んだ角田光代の小説と同じようだ。ただ、こちらの主人公は、実家が東京にないために、もう少しでホームレスという状態まで落ちてしまう。出だしは同じでも展開が全然ちがっていたので、すごく面白く夢中で読みました。何をやってもうまくいかないのは本人の責任もあるけれど、ご時世もあるかなあ。ラストは希望があったので、読後感はさわやか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.05 20:46:10
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