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カテゴリ:ハノイ旅行
☆胸奥の深い森へと還って行く。見失っていた自分に立ち返るために……。蘇りの水と水銀を司る神霊に守られて吉野の地に生きる草壁皇子の物語――歴史に材をとった中篇「丹生都比売」と、「月と潮騒」「トウネンの耳」「カコの話」「本棚にならぶ」「旅行鞄のなかから」「コート」「夏の朝」「ハクガン異聞」、1994年から2011年の8篇の作品を収録する、初めての作品集。しずかに澄みわたる、梨木香歩の小説世界。☆
梨木さんの小説には、私の知らない植物や動物がいろいろ出てきますが、そういったものにとても自然に触れるような生活をしているのかなと想像します。自然を愛する気持ちがこんな超自然の物語を産むのかしら。 この中では、やはり表題作が好きです。こういう古代の物語で長編を書いてほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.26 14:26:41
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