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2022年12月25日
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カテゴリ:医療
ワクチンが有効であるのは病原体や毒素が血液中に存在しているときである。
今回のコロナでも「中和抗体」や「抗体」という名称が出てきていますね。抗体は血液中の白血球によって作られ血液中に分泌されます。一部例外的に血管外に放出されることがあります。一例が母乳にですね。今となっては、母乳と人工乳の違いはこの抗体ぐらいになっているはずです。昔は皆母乳だったのに人格障害やいろいろ性格の悪い大人が多数いますね。
RSウイルス感染症はほぼコロナやインフルエンザとよく似た感染経路ですがワクチンはありません。ノロウイルスの感染は接触感染が主体のようですが、飛沫感染もあるのでコロナ同様の対策も有効です。ワクチンも治療薬もありません。対症療法のみです。どうも、ノロ、インフル同様血液中には入らないようです。
コロナだけが血液中に入り込むのでワクチンが有効です。
狂犬病やポリオは中枢神経系に感染するということは必ず血液中を移動するので血液に抗体を作るワクチンは有効なのです。実際、狂犬病はワクチン以外の方法はないです。
破傷風は破傷風菌が傷口の一部に潜り込んで血液と接することなく増殖して毒素を血液中に分泌します。ワクチンはこの毒素に対するワクチンです。
サル痘の症状にリンパ節腫脹等があるのと、過去の種痘から血液中の抗体が有効と考えられます。
日本脳炎は脳ですから、血液中に抗体を作るワクチンは有効ですよね。
ところが、インフルエンザは外界からダイレクトに気管粘膜細胞に感染し、その後、多数複製されてダイレクトに外界に出て行くのです。ワクチンで抗体を作っても血液中に入らないので効果なしです。対策はコロナの時の徹底した感染予防対策のみが有効でしょうね。コロナの感染予防対策が不徹底になってきているのでインフルが流行し始めたようですね。
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最終更新日  2022年12月25日 05時40分00秒



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