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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8382)
カテゴリ:詩 ~月闇と指先~
*“何を今更”のその後 「どこに行ってたんだ?」 「何。僕がどこで何をしてたか知りたくて堪らないほど、 僕のことを愛してでも?」 「それは一種のいじめか?」 「ああ、そんなに驚かなくても。かわいい人だ。」 「頼むから日本語をしゃべれ。頼むから。」 「反復しなくても君の頼みは断らないよ。“友達”じゃないか。」 「言いたくないなら、はじめから言いたくないと言え。」 「何が?さっきから言ってるじゃないか。君の願いなら、 僕は何をするのも惜しまないよ。」 「・・・・・・・だと思った。」 「うん。そうして仲良しのフリをして、いざとなったらその時には おいしく食べてあげるよ。」 「・・・・・・・・・・。」 「ん?何。“冗談”だよ。・・・・・それが君の願いならば。」 「もう一回、聞くぞ。」 「どうぞ?」 「“どこに行ってたんだ?”」 「天国。」 「・・・・・・・・・・・・・。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月07日 16時30分38秒
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