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*“好きって云って”のその後




     反吐がでるよ。

     そのはっきりとしない様。

     “愛してほしい”と無知な傲慢さでキリキリ、とゾッとするほどの

     ヒステリックさでわめき。

     拒絶されようものなら、意味不明の嘘を吐き(それも自己保身のための)、

     馬鹿のように走って逃げていった。

     愛しているとほざくなら、

     せめて。

     みっともないほど泣いて縋って見せたらどうなんだい?

     虚栄を捨て切れず、受け入れてくれと相手に希(こいねが)うことすらできないなんて、

     きみは僕を馬鹿にしているの。   

     一緒に血にまみれる事もできないくせに、“愛”だなんて、笑わせる。

     いっそ欲しい、と欲しくて欲しくて堪らないとわめいたらどうなんだ。


      

        そこまでして、泣き死ぬほどに血の涙を流したのなら、

    
        僕はきみに一生の“愛”を誓ってもかまわない。









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最終更新日  2006年05月11日 21時39分19秒
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