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カテゴリ:アニメ
先週からテレビ東京系列で始まった新番組、「世紀末オカルト学院」。
平成も22年になった2010年の今、何で世紀末なの、と思いきや、作品中の時代は1999年、7の月。つまり「ノストラダムスの大予言」の時代だから。そんな時代を描くアニメは、月刊「ムー」全面監修のもと放送される。うさんくささ満載。 …なんだけど、これが面白い。 オカルトとはいわゆる「目に見えないもの」の総称だが、アニメの中では超能力やUMA、おまけにサンタクロースまで、ざっくりと「オカルト」として扱われている。その具合が心地よい。確かに前世紀までは、オカルトって「そーゆーもん」だった。面白そうで、うさんくさくて、けど自分たちには全く関係の無いこと。それがオカルト。 なのに、最近では「オーラ」だの「手相」だの「パワースポット」だの、もしくは「勝ち組負け組」だの、昔「オカルト」と呼ばれていたものが名前を変えて、テレビや雑誌から絶えず発信されるようになってきた。ノストラダムスが終わったから、人間はオカルトをあきらめるのかと思いきや、それ以上のオカルトの氾濫。うんざりである。 だから、「そうそう、オカルトってこの程度のもんなんだよな~」とゲラゲラ笑える「オカルト学院」が、気持ちいいんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/07/13 07:14:27 AM
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