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語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

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2007年01月29日
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きょうの午後、ポストをあけると
京都に住む「結」という名の女子大生から手紙が届いていた。
かれこれ10年近く前に、仕事を通じて親しくさせていただく
ようになった方のお嬢さんで、彼女がちょうど進路を決める頃に
偶然会う機会があり、将来の夢、なりたい仕事なんかについて
いろいろと話し合った思い出がある。

彼女は、晴れて希望どおりの道にすすめるようになり、はじめて
親元を離れて寮生活をはじめ、目標に向かってまじめに勉学に励んでいる
ようだ。自分の学生の頃よりもずっとしっかりしていて
本当に賢そうな顔立ちをしている彼女。
そして、その名の通り、ひとの心にふわりとリボンを結んでくれるような
優しさを持っている、結ちゃんである。

ポストに手紙。まずそれだけで心和む絵図である。
メールがどんなに早く便利であっても、切手を貼られて
その人の手からはるばるとやってきた手紙のことを思うと
うっとりする。

封筒の中には、京都の風と、新年の挨拶とこのブログをいつも
楽しく読んでいるということ、牛すじカレーの写真によだれが
出そうになったこと。美味しいものってそれだけで幸せな気分に
なれますよね。生きててよかったなぁって…
女子大生らしく!!!のマーク連発で、元気な結ちゃんの声が
つづられた便箋が一枚。

そして、一葉の写真がこぼれおちた。

私がよく存じ上げているお父様との2ショット。
結ちゃんは、大正ロマン風の素敵な着物を着て、お父さんと並び
にこやかに微笑んでいた。

思わずこちらもにっこりである。

何よりもまず、結ちゃんのお父さんは幸せものだなぁと感動。

父親との2ショットを
こんなに大切に誇らしげに見せてくれる結ちゃんの
澄んだ心に、私も洗心であった。

結ちゃん、ありがとう。














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最終更新日  2013年10月25日 12時18分32秒
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