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カテゴリ:四季の花鳥風月
初夏の爽やかな風が吹く中、会場まで張り切って自転車を走らせました。途中のキンコーズでテキストをコピーする時間も考慮し余裕を持って家を出たのですが・・・お気に入りのサイクリングコースでもある福岡城址のお濠付近にさしかかったあたりで、はっとして、ついつい自転車を降りてしまいました。 お濠にびっしりと生え広がった蓮の葉の緑の鮮やかさ、そして、あちこちからすっと気高く大きく伸び咲いている花の見事なこと。 お盆のお供えでよく見る落雁そのままの、まるで砂糖菓子のようなふんわりとした白と薄桃色の花びらがなんともいえず美しい。 今にもお釈迦さまが舞い降りてきそうな神々しい景色が広がっていました。 すっかり感動して携帯で写真を撮ってみましたがイマイチその感動が写らない。 お花をもっと近くで見たいと思いましたが、あまり身を乗り出すと、濠に転げ落ちてしまいそうです。 そうこうするうち、再びはっと我に帰り、いや急がねばとまた自転車にまたがったのでした。 すみません。生徒さんはすでに集まってくださっていて開始時間ギリギリに教室にすべりこんでしまいました。 反省。 きょうのテキストには夏の始まりを意識して、暑中お見舞の文面、お中元など実用で使えるものを盛り込みました。それぞれのお名前もあらためて練習しました。 和やかな雰囲気の中、みなさん月に一度の筆文字時間を心から楽しんでくださっているようで、嬉しくなります。あっという間の一時間。来月がすでに楽しみ! 筆文字教室終了後、今度は私が生徒さんとして、山口みどり先生より、お花を習います。これがまた楽しみなんです。 写真手前で熱心に筆をとっているのが、みどり先生。筆文字教室のときは生徒さんの一人として参加して下さっています。 もともとは先生のオフィスであるこの会場でお花を習い始めたのがきっかけで、お花のレッスンの空き時間を使って私も初めてのお教室をさせていただくことになったのでした。 生け花はまったくの初心者ですが、お花が好きなので毎回、季節ごとにいろんな花に触れられるだけでも、楽しい。 きょうは、さらし藤という藤のツルを白く脱色して乾燥させたものを骨ぐみにして、ヒマワリ、アンスリュームのまわりに、ブルーファンタジアとドラセナをあしらうという、夏らしく涼やかなスタイルを教えていただきました。 帰宅して、さっそく玄関に飾りました。白の花器にぴったりで、背面にかけていた手ぬぐいの柄や色あいにもよく馴染んで、いい感じ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月25日 12時38分01秒
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