久しぶりに、やっぱりここは外国じゃ、と思った。
今日、教会学校が始まる前に遊んでいた子どもたちから泣き声が聞こえたんです。とんでいって、見ると、泣いてるのはRくん。「どうしたの?」ってきいたら、Dくんが「Rくんがこれとった。」って言う。それでDくんに、「Dくん、Rくんのことたたいた?」ってきいたら「on accident」つまり、結果的にたたいたけど、それはわざとじゃなくて事故、って言い分なんですな。
RもDも、けっして小賢しい子じゃなくて、ふだんどっちかというと優しいいい子なんだけど、即座にon purpose(わざと)じゃない、って主張したDに私はちょっとショックだった。だって、D は最初にRの非を述べ立てたんですよ。そしたらその非に対してたたいたんじゃいないのかね?それon purposeじゃない?と思ったのだけど、「D、『Rにaccidentでたたいちゃってごめんなさい』」って言って」、と言うのがやっとでした。それでDはその通りに言って、Rは納得して泣き止んだ。で、教室には他の先生もいたんだけど、意義なし。
そういうもんかね?ま、私は本当のところ、全体像を知らないから、もしかしたら、 Rがそもそもとんでもなくわがままなことをしたのかも知れない。でも、こっちの子はいつも、何かまずいことをした時に、それはon purposeかon accidentか言い開く訓練されてるんだな、そしてon accidentだったら罪が軽くなるって知ってるんだな、と思った。
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